2023年コンサート・ライブ感想とオタクの移動記録

2023年に行ったライブ〜!とか銘打ってみたものの実質4公演しか行ってないという体たらくなのだけども、数年ぶりの現場体験、当時書き散らしたメモを頼りに感想文書き上げていくくぜ!!!!!

2023/01/10 Ginger Root Japan Tour at 梅田クラブクアトロ

https://twitter.com/gingerrootmusic

昨年10月、電波状況の悪い職場の片隅で片手間にチケッティングに挑んでいたらなんと無事チケットを確保できてしまい震える心で見に行ったキャメロンルー。コロナに対してだいぶ保守的な態度をとってきたオタクなので、人が多い大阪に赴くこともライブハウスを訪れることも本当に久しぶりだった。まだまだコロナの猛威は薄れていない時期で、戦々恐々としながら新幹線に乗り込んだことを覚えている。1時間前には大阪駅に到着していたのに、地下からクラブクアトロを目指そうとしてまんまと開演時間に遅れるという時間配分の下手くそさに定評のあるオタクを今回も華麗にやり遂げた。

会場に入った頃には絶賛アマイワナがライブ中で、後方からはお姿を目視できる機会がほぼなかったのだけれど、ブロンドヘアを靡かせている姿は希美子とはまた違う魅力に溢れていて激マブだった。キャメロンのライブは近くで見たいという強い思いからオタクは前方にぐいぐいと進み、なかなかに見晴らしの良い立ち位置を確保することに成功し心の中でガッツポーズかました。

ライブに行くまでライブ映像はネタバレになるかもと思って見るのを控えていたんだけど、それが正解だったかもしれない。舞台背後とステージ両脇にスクリーンが設置されていて、楽曲の合間に慣れ親しんだ十番街ニュースやジンジャーフレッシュのCMが流れたり、あの癖の強いマネージャーが出てきてタバコの火を求めたりサックス吹いたり、ライブパフォーマンスだけじゃない面白さがあった。ライブパフォーマンス中スクリーンに映し出される映像は、舞台上にいる専属カメラマンが捉えたものだった。アイドルのライブとかでスクリーンにメンバーが映ることは当たり前なのに、ことライブハウス、バンドとなるとものすごく新鮮に感じてしまった。メンバーの手元や表情が映ることで普段ライブハウスでは目視できない景色が見え、臨場感があったように思う。映像の質感も古いビデオカメラのような加工がされていて、舞台の両脇にはブラウン管テレビも置いてあり世界観が徹底されてて素晴らしかったな。

雑な認識で言うとシティポップは機械音で作られているように聞こえるけれど、力強いドラムの音やうねるベース音によってGinger rootがライブバンドであることが強く感じられた。何よりキャメロンの歌い方がとても素晴らしく、ソウルフルで熱っぽい歌い方がなんともセクシーだった。「Over the hill」がだいぶ好きなので聴けて嬉しかったし(ピロピロ音がなかったのは寂しかったけど)、YMOのカヴァーや残酷な天使のテーゼのカヴァーに会場がぶち上ってたのもすごく良かったなぁ……。
何より、久しぶりのライブハウスは刺激が強かった。コロナ禍を経て、両隣の人と肩が触れ合うほどの距離感に立つことも数年ぶりだった。フロアに伝わる低音によってビリビリと震える身体や音の波に陶酔する感覚なんかを久しぶりに得て、音楽によって与えられる幸福を身体の隅々で実感した夜だった。
希美子がロンリネスを歌うパラレルな映像でnisemonoシリーズは完結ということなので、次回作がとても楽しみだし、また来日する際には現場へ駆けつけたいと思う。

2023/02/04 CHAI ジャジャーンTour at 香川DIME

https://twitter.com/CHAIofficialJPN

Ginger rootで興が乗り、日程的に行けそうだったので香川DIMEへ。前述の通り開演までに余裕を持たない人間なので、必死でタクシーに乗りDIMEの場所がわからない運転手を困らすオタクをやらせていただいた。私がかつて度々訪れていた高松DIMEは場所を変え、商店街の一角にあるものの移転していることを知らず、想定していた場所に辿りつかなかったことに驚きを隠せないオタクもやらせてもらった。ところ変わっても階段を使わないと上がれない仕様は変わらず、むしろ以前より段数が増えており、さすが金毘羅宮のある香川……という謎の感想を持った。
鳥頭のオタクなので、セトリはもう当たり前のように忘れてしまったけど、好きな曲がたくさん聴けたという実感だけは残っている。私は「WINK」というアルバムが大好きで、浸りたい夜なんかに何かと聞いてしまうところがあるのだけど、そのWINKの曲たちをたくさん聞くことができて嬉しかった。「Donuts If I Do」を聴けた記憶があるのと、「ACTION」で4人が踊っていたこと、「PINPON」でDJセットのようなものを突いていたことを覚えている。「PINK」の中で一二を争うほど好きな「ほれちゃった」が聴けたのも、とても嬉しかった。バンタンに鬼ハマりしていた頃、ほれちゃったでクオズのMAD作る職人とか現れないかなぁとか考えてたのを思い出した(チャオズをクオズに替え歌すればおもろいなと考えていた)。
この日のライブで特筆すべきは、ライブ中にマナちゃんの声が枯れてしまいこれ以上歌うと喉を潰しかねないということで急遽会場のお客さんを8人ぐらいをステージに上げて歌ってもらう、という状況が発生したこと。当時、ニューリリースしたばかりだった「ラブじゃん」をメンバーが演奏して、それをバックにファンたちが歌うという面白い光景に居合わせることができて楽しかった。んだけど、なんで私ラブじゃん聞きこまずに行ったんだろう!?高松DIMEのステージに上がるチャンスだったじゃ~ん!!と悔しい思いをしたので、次回高松DIMEのステージに上がる機会が訪れたときに後悔しないように、ライブに行く前は予習をしっかりして全力で楽しむ準備をしてから挑もうと思う。CHAIのみんな、次回高松DIMEでライブするときは私が客席で待機して歌う準備しとくから安心して来てほしい。

頻繁に訪れることはないけれど私は香川の商店街を歩くのが好き。地元にも商店街はあるけれど、あんなにも活気づいてはいないし、人も多くない。商店街の道幅が太くゆったり歩けるのも好きだな、と思う。せっかくの香川だから、という思いでうどんを食べ、ほっこりしてから帰りの電車に乗り込んだ。香川への往復の電車内で、ひたすらに桐野夏生「グロテスク」を読み続けたことも良き思い出。移動時間が短く感じられるほど、夢中になって読んだ。主人公をはじめ、登場する女性たちの末路を思うと暗い気持ちになるけれどページをめくる手が止まらなかった。移動中に読書するが楽しいと気付いた日だった。

今年の3月にキャメロンがラジオ番組のマンスリーパーソナリティーとしてDJを務めていたとき、ゲストとしてCHAIのマナちゃんが登場したのが本当に嬉しかったしそこ繋がるの分かる〜!!!!!ってなった。新譜のMVではキャメロンがCHAIのMV監督を務めていたりして、好きと好きが線で繋がっていくときの嬉しさったらないなと実感する素敵な出来事でした。

2023/11/22 P1harmony Live tour pioneer at なんばHatch

https://x.com/P1H_official/status/1727317627478179971?s=20

深追いはしてないが浅く緩く動向は追っているピーワンくんたちがついに単独で来日するということで、行く!絶対行こうね!!という圧をジウンペンの友人にかけ、久しぶりになんばHatchを訪れた。確かゼアさんがステージ上でだるまさんが転んだをやり始めたのはなんばHatchだったと思う(どういう記憶??)。
整理番号が特別良いわけでもなく、相変わらず開演時間への概念が軽薄なので時間ギリギリまで近場のお好み焼き屋さんで友人と過ごした。というか会場時間前になんばHatchに辿り着いたくせに引き返してお好み焼き屋さんに入るという舐めプオタクをやらせてもらった。チーズがふんだんに入ったお好み焼きは美味しかったし、欲に抗えず注文したホタテのバター醤油焼きも美味しくて、大阪の滞在時間はとても短かったのだけど、大阪に来ました!と思える体験ができて嬉しかった。多忙な毎日の中で友人と味わえたプチ旅行感あって幸せだった。

以下、当日の夜に書き殴っていた箇条書きの感想たち。

・初めて生でテオくんを見たオタクの心中「姫!!!!!!来日をお待ちしておりました!!!!(拍手喝采)(スタンディングオベーション)」姫扱いしたくないんだけどさ、なんせ公式からプリンセステオがでてきたからさ……

・私がピーワンを好きになったキッカケは「コッナニ」なので生で見れて嬉しかったし、同じアルバムに収録されてる「イゴジ」も大好きなのでやってくれて嬉しかったな~!!でも「Siren」やってないよね……?\ウィアウィア!/したかった。

・最近リリースされた「Gotta get back」のサビを一緒に踊ってくださいとのことでレクチャーを受けたんだけど、ボディウェーブとか入っててなかなか難易度が高いことをファンに要求するピーワンハーモニーくんたち。しかしボディウェーブの指導があったことで楽曲にノリやすい要素もあって個人的には楽しくて良かった。

・終盤に流れた「If You Call Me(ホリデーバージョン的なの)」良かったわ〜!ライブと言えば盛り上がるものって思いがちだけど、IYCMで静かに揺れるのも大変気持ちが良かった。

・テオくんのソロ選曲超良かった!おディーン様の曲とテオくんの声、とてもよく似合う。あと個人的に「21」のシティポップ感ある曲調が好き。ピーワンの楽曲とはまた異なる方向性を示すような選択でとても好感が持てた。

・ハンドマイクを片手に練り歩きながら歌うスーツ姿のギホ兄、ほぼほぼ椿屋四重奏時代の中田裕二だったな。ルーツの為なのか、備えてるセクシーさが他のメンバーとは異なっていて、ギホ兄独自のホットさがあって最高でした!!

・インタクとジョンソプさんのユニットパフォーマンス、重低音がライブハウスですら音割れするという環境の中でめちゃくちゃカッコ良かった……。

・ソウルくんとジウンくんがYOASOBI「アイドル」を踊る様子をはすからいつものテンションで見てるテオくんがラブだった

・ジョンソプさんがあまりにもヤバかった。あの佇まいでまだ10代なの恐ろしすぎない?見下ろすように観客を見る仕草の貫禄と、煽るような魅せ方が完全に毒だった。即死レベルの猛毒だった。それでいて礼儀正しくて、突然流暢な日本語を繰り出す瞬間には会場がざわついたし、メンバーもざわついてた。幼い頃から音楽をやっているから肝の座り方とか場の掌握の仕方とか熟知してる感…?人生何回目なんだろう、って思う瞬間が多々あるのだけど、逆にここからうんと甘やかされて生きてほしいなって思う!!!!大人になんか、なるな!!!!(?????)

・ギホ兄はギホ兄のテンションで生きている(そこが良い)(ときもあるし、不安なときもある)

・ピーワンの映像を見ているとソウルくんが四次元系の不思議ちゃんであると表現されていることが多いけど、グループ唯一の日本人メンバーとして日本語でまとめているソウルくんはとても頼りになるしっかりした子に映った。コメントの端々から今回の日本公演がすごく嬉しかったことが伝わってきたので、きっとまた来てくれるだろうなと思っている。
・思いの外インタクの記憶がなくて悲しい……!他のメンバーがよく口を開くからか、あまりインタクがMCで話をしてなかったのかも……??

・ジウンくんがめ〜ちゃくちゃ日本語を頑張っていた。自分の気持ちをあれだけ日本語で形にできるの本当に素晴らしいと思う。「しょっちゅう会いましょう」っていう表現も堪らなくよかった。ジウンくんがファンを思うあまり無理をしすぎませんように、自分をすり減らしてまで努力をしすぎませんように……と思うぐらい彼は頑張っていた。

分かってはいたけどメンバー本当にスキルフルでうめぇのは当たり前だし、歌いながら踊り続けるという体力もすごいし、ソロやユニットステージの楽曲チョイスもセンスが溢れていて素晴らしかった。カバー楽曲とか見ても、ピーワンくんたちはお洒落だしセンスが良いなって毎度思う。自分たちに似合うものが分かってるし、その楽曲を自分たちに似合うように噛み砕くのが上手い。またライブに行ける機会が巡ってくるといいな。次はペンライトを手に入れたい。

2023/11/28 PEAKTIME Concert in Japan at パシフィコ横浜

帝国ギャル(訳:ゼアペン)だった時に何度か訪れ、もはや逆にただいま……という気持ちにすらなったパシフィコ横浜。私がユバロムにイェッポヨと言わせた思い出の地でもある。今思い出すと嬉しさよりも恥ずかしさが勝り、暴れたくて仕方なくなるけど今一生懸命パソコンの前でその衝動を抑えている。
仕事が忙しいという免罪符によって友人に様々な手配を丸投げすることとなって心苦しかったのだけど、友人が予約してくれたホテルがパシフィコのすぐ近くかつ観覧車がよく見えるという最高のロケーションだった。たいした観光ができるようなスケジュールでもなかったのだけど、広い部屋と良い眺め、隣には仲の良いオタク友達がいて、心が満たされていくのを感じた。

「BADを生で見たい!!!!」という強い感情により今回のピクタコンを見に行ったのだけど、それがまさか、オープニング1曲目で終わってしまうなんて誰が予想したか……!!!!個人的な理想としては、各グループがパフォーマンスをしていく中、会場の空気があたたまった頃に満を持してBADのイントロが流れてきて黄色い歓声の中、メンバーたちのシルエットが浮かび上がって見悶えるヤツをやりたかった(妄想が壮大)。えっ初手BAD!?えっ!!??ってなってしまい、あんまりBADの記憶がない。悔しい……。

DKB

BADの後に一番手で出てきたのがダクビくんたちだったんだけど、なかなかあたたまっていない会場の雰囲気に多少困惑しているように見えた。日本のライブって基本座席ありでも立って見るのがスタンダードだと思ってたんだけど、今回の会場は座って見る方も多くいて、気持ちとしては立ち上がりたいのだけど、後ろの人見えなかったら悪いかな……とか色々と気を遣うようなところがちょいちょいあった。なにせ、撮影OKな現場だったから、立ち上がってしまうと後ろの人が撮影できない可能性もあり、無駄に気を揉んだりしてしまったのだった……。などと言いながらもコココラーダのイントロが流れてきた瞬間、友人に向かって「立とう!!!!!」と叫びながら立ち上がった二枚舌のオタクであった。

友人からダクビくんがカムバの準備中で、ピクタコンから帰国したら即カムバになるという前情報を得ていたのだけど、そのハードスケジュールも感じさせないぐらいメンバーみんな力いっぱい元気なパフォーマンスを見せてくれた。ジュンソの存在感がとてもラブだった。

BAE173

https://x.com/BAE173_official/status/1729496446720999585?s=20

ビエイではムジンくんが好きだなぁと思ってたんだけど、BADで見たヨンソくんに視線を奪われてしまい、えっ!!??こんな子いた!!???となってしまった。もともと整った顔立ちだけどカラコンの色味と黒髪の相性が良くてより魅力的に見え、胸元と脇あたりの開きが甘いCalvin Kleinのデニム衣装がまた似合っていた。可愛らしい顔つきかつ華奢でありながらも程よく身についた筋肉が素晴らしく、デニムベストから覗く脇腹がセクシーだった……。そして当たり前だけどしっかりと歌が上手くて、こんな逸材がいるのに事務所が……の感情になった。

ムジンくんは「俺の武器はダンス!!!舞踏だから!!!!」と身体全体で表現しているように見えるほどの力強いパフォーマンスが印象的だった。日本語の挨拶はとにかく知っている単語を羅列していくという無邪気なスタイルで笑いを誘っていたけれど、本業ダンスとなれば凛々しい表情でダイナミックな動きでパフォーマンスをリードしていてカッコ良かった。

私はPEAK TIMEの中でも「Criminal」がだいぶ好きで、特に2番のサビでメンバーがしゃがみ込む振付がマジで好きなんですね。細かいけどこれ分かるゥ!ってなる人多いと思うの!!楽曲的に言うとあまり起伏がある曲ではないけれど、一瞬静かになった後、サッとしゃがみこんでオオカミのような動作をするメンバー超良くないですか!!??良いんですよ!!!見て!!!!!現場で見てギャーー!!!とか言いたかったんだけど、私が元々興奮したときに咄嗟に声が出るタイプのオタクじゃなかったので功を奏さなかった……!!!悔やまれる!!!!ここぞという時に声が出せるオタクになりたい……!!!!!!!(ビエイの感想どこいったんや)

ビエイくんたち、持ち曲が私の好みと合わないのがちょっと残念で……。Criminal路線でカムバしてくれたらもっと動画見たい。ハンギョルが輝くのは色気でびしゃびしゃの時だと思うので、もっと、そういうのください!!!!

24時

4人ともしっかりしてるから個人事業主の集まり感あるなと思いながらステージを見ていた。TXT「Good boys Gone bad」に合わせたエナメルっぽい衣装を着ていたんだけど、ヒドさん顔が小さくてスタイルが良いのでステージ上ですごく映えてた。PEAK TIMEでの主張をしっかりするイメージが定着してたので、こんなに笑う人なんだなぁと思った。ヒドさんのラップはアイオンくんを思い出させる要素があった。

ジョンオプさんのX.O.Xフルで見たかった……!!!!ダンスチャレンジしてくれただけでも喜びなさいよという話ではあるけども、XOXサビのあのきっちりしっかり止める足さばきが堪らなくて生で見たかったんじゃ……。もはやジョンオプさんのお家芸ともいえるセクシーさを前面に出すパフォーマンスも大好きなんだけど、ジョンオプさんの技量も確かめたいという気持ちがある。動作の緩急がたまらねぇのよ……。あとコート脱いでいただけます!!??ってずっと思ってた。そして関係ないけどデーちゃんオプしゃんと同じ事務所に移籍おめでとう!!!筋肉だるまみたくなってる姿を見てお友達と勝手に心配してたんだけど、ビジュアル取り戻してて本当安心した……デジョンの2人はズッ友だよ!!!!!(勝手にズッ友にする人)

ダクビくんパートでも書いたけど、観客のレスポンスの少なさにアイドル側が少し手こずっているように見える場面がちらほらあった。コンサートやライブというものは演者がただそこでパフォーマンスするだけでは成り立たなくて、観客のレスポンスがあって呼応しあうことで良いコンサートやステージが作られていくんだろうなと感じた日でした。盛り上がってるよ!楽しいよ!って客が表現することも大事なんだな。

仕事が忙しすぎてろくに観光もできないまま、執念で崎陽軒シウマイ弁当だけは買って新幹線に乗り込みそのまま職場へ向かうこととなるオタクなのでした。佐野くんが日プのメイキング映像の中で嬉しそうに掲げていた崎陽軒シウマイ弁当を私もずっと食べてみたかったのです……。一気に食べて気持ち悪くなりつつ、富士山を眺めつつ、数年前にジャケット買いした原田マハサロメ」を読んだ。ろくに観光しなくても都会を歩くだけで満たされる気持ちがあるのだな、とちょっと前向きな感情を胸に抱きながら故郷を目指すのでした。来年は気軽に旅へ出かけられる人間になりたい。

終わりに

年初めにライブの楽しさを思い出したものの、そこから仕事の環境が変わったりして忙しくなり、現場に行きたいもののなかなか叶わなかったことが少し残念。何より、6月と8月にBTOBが来日した時に仕事を理由にして行かなかったことが本当に悔やまれる……!仕事なんて最悪どうにでもなるけど、BTOBは各事務所との契約の問題だったりで今後公演の見通しもまだまだ先だろうに……やっぱりその時の勢いだとか、少しでも行きたいと思うなら行った方が後悔しないね。みんなも推してるグループがいるなら、今この瞬間にライブを見に行こう。今じゃないと聞けない曲とかきっとあるから…!人の人生は短い。

ライブやコンサートの会場に着飾って集まり、同じ目的のもと、ステージを見て熱狂するっていうちょっとした非日常に身を置くことって気分転換にもなって大事だなって思いました。生活の暫く先にこういった楽しみをぽんと放り込んでおくことで、日々がキラキラしたものになるのかもしれない。仕事が落ち着いたらライブやコンサートの情報を調べて、全身で音楽に浸りに行こうと思う。いつもライブに行くときは緊張が先に立ってたけど、今回の4回の移動で自分が会場に行く道すがらですら楽しめる人間であることが分かったので、なんかちょっとすでにわくわくしちゃう感じある。だったら旅行にでも行けって感じなんだけど、それもいいな。どちらも両立できたら最高だ。

2023年のオタク事情と実生活のまとめはまた後日まとめる予定。来年はもっと音楽を身近に楽しめたらいいな。