KINGDOM : LEGENDARY WARとかいうイミニョク(BTOB)大プロモーション番組

はい、またオタクの悪い癖が出ました。カムバ期間でもないタイミングで謎の方向から沼落ちするという悪い癖が出ましてですね、タイトルにあります通りサバイバル番組「KINGDOM:LEGENDARY WAR」を完走した結果、BTOBイミニョクさんの魅力にメロメロになったメロリがひとりここに爆誕してしまいました!!!まさかここにきてデビュー11年目を迎えるアイドルを好きになるとは誰が予想したかと言いたいところだけど、3年前にデビュー7年目の大売れアイドル防弾少年団に沼った私なので何の意外性もなかった。通常運転乙。

まず、私とミニョクさんの出会いについて語らせてもらっていいですか?ダメって言われても語るんですけど、「疲労困憊だが何かをやった気になりたい」という怠惰な理由からInstagramのリールを延々見ていた5月の終わり、おしゃれインスタグラマーが踊ったり喋ったりしてる動画の合間にBTOBの動画が幾度となく挟まれてきて、「やっぱびとびのメンバー面白いし歌が上手いな〜」なんてベッドで腹を掻きながらぼんやりしていた。特にNewJeansのDittoをアカペラでカバーしてる動画がお気に入りになって、はじめは純粋に重なっている声の響きが美しいのに映像がシュールすぎるというギャップがクセになって何度も見ていたのだけど、私途中で気付いちゃったんです。ミニョクさんが、めちゃくちゃ顔整いの人だということに……(顔整いの人とは)。

ミニョクさんが気になり始めた時点で過去の音楽番組やMV視聴に走れば良かったんですけど、ちょうどその直前までPEAKTIMEを視聴していて番組の後味の良さに感動を覚えていたために、グループ同士のサバイバル番組であるキングダムが気になって「BTOBも出てるやん!一石二鳥!」ということで即座に視聴を決めました。出演当時、ヒョンシク先輩とソンジェが兵役で不在だったため、グループ自体の理解はそこまで進まなかったけれど、ミニョクさんの力量を知る上では十分すぎるほどの番組でした。

ということで、今回はBTOBについて数cm程度の知識しか持ち合わせていなかった私がキングダムを通してミニョクさんのことを少しずつ知っていった過程をご紹介し、「ミニョクさんのことが気になっている人にはまずキングダムを見せれば理解が捗り沼落ちするのでは!?」という仮説を勝手に立てて、勝手に検証し、勝手に推奨したいと思います。なんつって基本ミニョクさんしゅごい……(悶)ってなってるだけの感想文だよ!それではど〜ぞ♡

対面式:あ、ミニョクさんってサブボーカルなんだ?

私はBTOBの楽曲知識といえばティティパンパンで止まっていた古のK-POPオタクであり、BTOBメンバーの名前と顔は一致するもののそれ以上の知識を持ち合わせていない状況でキングダムの視聴を始めました。ゆえに対面式で主にコーラスを担っているミニョクさんを見て「ミニョクさんってサブボーカルなんだ」と見事に勘違いをかましました✌︎('ω')✌︎ insaneリリース時に友人から勧められてMVや音楽番組をいくつか見たけれど、メンバーのポジションを把握するほどの興味が湧かず、ミニョクさんのことも「グループの顔担当なんだろうな〜」ぐらいにしか捉えてなかった。そればかりか「顔整ってるけど私のタイプじゃなくない?」とか言ってた記憶があるんだけど、11年後にミニョクさんのカッコよさ大刺さりしてロック画面に設定してるHUTA先輩の画像見る度にンフ♡って言うキモオタになってるなんて……バブルの通知来る度に浮かれて、時たま供給される甘すぎる文面や、なぜか運動中の音声を聞かされるという謎のファンサービスに毎回殺されているなんて、当時の私は想像もしないよね〜!!でも逆を言えばあの時ミニョクさんの魅力に気付けなかったから今日のミニョクさんに巡り会えてメロれてる(ダブルミーニング)とこあると思うから、過去スルーした私有能説(自分に優しいオタク)。

オタクの興奮文章が長くなってしまったけど、BTOBの強みであり個性でもある安定した歌唱とラップで正面から勝負する姿が勇ましくて、たったの100秒だけど積み上げてきたものの分厚さを感じた。てかね〜、ポケットに手を突っ込んで立つチャンソプさんの貫禄というか説得力みたいなもの?あれは簡単に真似して出せるものじゃないなと思った。シルエットですら魅せてくれるBTOBカッコ良すぎる……。

第1次競演:“剣術”を習ったことがあり“銀幕デビュー”も果たしているだと……?てか、ラップやってね??

対面式の部分でも書いたけど、私はBTOBの楽曲知識があまりにも浅すぎたから何度も1位に輝いたクリウォハダのことすら知らなくて、この2023年に初めて聴いて、なんて良い曲なんだ、と純粋に感動してる。明るいようで切なくて、でもどこか優しくて柔らかい、こんなんみんな大好きじゃん……ヒョンシクさんが天才作曲家と呼ばれるの分かるわぁ〜。アイエンくんが言ってた通り編曲が素敵で*1特にラストサビの間奏(?)でメンバーが歩いて移動する場面の幸福と切なさが入り混じったようなメロディがドラマチックでとても好き。

顔整いのミニョクさんだから俳優経験があるってすぐ想像がつきそうなんだけど、グループ活動という縛りがあったバンタンをここ数年追ってたから、そこに考え及ばなかったわ。個々人のソロ仕事を活発にやってる点がBTOBの面白さ・強さなのかなって思うね。それでいて集まればライブのクオリティ高くて笑い生み出しまくるんだから、めちゃくちゃ魅力的なグループだと思うわ……。って話が逸れたんだけど、俳優経験にプラスして剣術を習った経験があり、それをパフォーマンスに役立ててくる発想力がすごくない?長年のアイドル経験により培ったものを武器にして戦うって最高じゃん……。映画「剣客」のクランクアップが2017年のようだから、剣術を習った経験があるとはいえ数年単位のブランクがあり、ゆえに本人はプレッシャーを抱えて緊張してたみたいだけど、見せ場としてしっかり機能してたしさすがカッコよかった。

そして私がすっかり勘違いしてたけど、ミニョクさんがメインラッパーであることをここで知るっていうね!2010年代初期デビューの場合、歌が苦手だからラップ担当をやってるのでは?ましてビジュアル担当なら音楽的な素養は期待できないのでは……という偏見に満ちた考えをミニョクさんが真っ向から破壊してきてオタクは荼毘に付すこととなった……。調べてみたらアマチュア時代HIPHOPコミュニティに自作曲を公開したり、ジコさんやパッキョンとコラボした経験もあるとかいうじゃないですか。なんか、隙が無さすぎん?なめられない為に努力を重ねてきた人な気がしてきました。イミニョクさんにできないことはあるんでしょうか……(space catの顔で呟くオタク)。

第2次競演:イミニョクの真骨頂はこれだから!!!!(ビリビリビリ)

金髪×ライダースのオールブラックミニョクさん超カッコ良くない!?第1次競演までのビジュアル担当清純派シマリスアイドル*2と打って変わって、舞台裏でバスローブ着て待機するようなスモーキーメイクのロックスターイミニョクになってるんだもん……急な旋回をして180度違う魅力を短期間で見せてくるなんて罪な人……。

いやいやでも風貌は一旦置いといてよ、Back Doorの見せ場はどう考えても終盤で繰り出すタンクトップ真っ二つ引き裂き芸じゃないですか!!!!2021年に力いっぱいタンクトップを破り捨てキメ顔(よりボディが美しく映るように角度も計算されてると見たキメポーズ)をキメるアイドルがいるという事実に興奮と恥じらいが止まらず情緒が狂った結果、思わず爆笑した(なぜ)。どうして脱ぐことになったのか知りたい。「拙者、脱ぎたいんやが」って自ら申し出たのか「最後にミニョクが脱いだら面白くね?」って提案されたのか。どっちでも面白いけど。いや、面白がってるけど(面白がるなよ)、あの肉体を作るのには時間がかかるものだし、継続しないと維持できないものだから、脱ぎ芸(脱ぎ芸)も簡単に真似できるパフォーマンスではないよね。あと恥じらいがあったら絶対にできない。自信がないとやれないんだよ。やりきってしまう強さにまた惚れてしまう……(盲目オタク)。

ボイプラで初めてBack Doorを聴いたようなガラパゴス人間なんだけど、Back Doorは振り付けも含めて個性とクセが強いから自分たちのものにするのは難しい曲んだろうな〜って印象があった。しかし、そんなのはオタクの勝手な杞憂であることをBTOB先輩たちは教えてくれたね。ロック調に編曲して大人の解釈を注入した色気のあるBack Doorに仕上げていて痺れちゃったな。準備期間に割と苦労したようなことをチャンソプさんがどこかで言ってたような気がするんだけども(鳥頭、失念)、その分見応えがあってお気に入りのパフォーマンスになった。プニたゃがペットボトルの水撒く瞬間のライブっぽさ良いよねぇ、コロナ禍だからこそ恋しいあの雰囲気を画面越しに味わわせてくれるという配慮。そうか、ミニョクさんのタンクトップ八つ裂きもライブでテンション上がった時の表現か!なるほど!?(ここで気づくオタク)

運動会:年齢重ねても運動神経抜群だし、当たり前に顔が良い

軽やかに自身の身長よりも高い跳び箱を飛び越えていくミニョクさんの姿が眩しくて目が潰れた。Back Doorで晒した美しい筋肉がある分、身体も重そうに見えるのに体脂肪率が低いからかなんなのか軽々と跳んでく跳躍力すごい……。兵役を終えた30代のアイドルが20代のアイドルと互角に競い合ってるの、夢と希望がめちゃくちゃあるなと思った。私の中にある固定観念がビシビシ刺激された気がする。

そしてビジュアルキング総選挙でしっかり1位に輝いちゃうミニョクさんさすが顔整いの人〜〜!!!!正直なところ、ミニョクさんが言ってたように気を遣われてた結果な気もするけど、忖度したくなる顔ということでダメですか??(どういう顔なんだ)ミニョクさんが1位と発表された瞬間に大笑いしてたウンさんがめちゃくちゃ好き。ウンさんの笑い声好き。思わず笑っちゃう関係性もSUKI。てぇへんにてぇてぇ。

ビジュアルキングのキラキラ特典エフェクト(効果音入り)がもはや罰ゲームのようなネタ感満載で、ミニョクさんが1位を掻っ攫って正解だったんやろなって思いました。率先してネタ枠を引き取ってくれる頼もしい先輩BTOB。2位のピリちゃん(ピリちゃん)の天真爛漫な挙動が本当に可愛くて、癒しの波動がめちゃくちゃ出てる。狙ってるかわいさとかじゃなく邪気も全くなくて、存在が純真というか、良いご家庭で育ったんだろうなって……(感想が壮大)。そんなピリちゃんとミニョクさんが相思相愛(言い方)なのかわいいの極み。

ユニットバトル:初っ端アイドルラッパー()だと思ってて本当すみませんでした

顔合わせからトラックの制作まで、主にスリラチャのメンバーに任せて自身は一歩引いて後ろから見守るスタイルを取ってたのに、ステージが始まれば満を持して登場するラスボスイミニョクなの本当ずるくない!?ミニョクさんだけ衣装の雰囲気違うし、めちゃくちゃデカい筆抱えてるし……。「俺は多彩この色あの色を調和させて混ぜる」っていう部分、私がキングダムを見進めて実感していることそのもの。自分のことゾンビって称してる意味は何なんだろう?脱退者が出たとは言え7年目のジンクスを乗り越えて10年経っても存続してるしまだまだ音楽やってんぜ?って感じなのかな何それ超カッコよくない(独自解釈で好きを募らせるオタク)。

HIPHOPアイドルとして辛酸を舐めながら立場を確立していった先駆者たちのおかげで、かつて以上に「好きだからラップやHIPHOPをやってる」っていうアイドルが増えたように感じてて、そういう子たちは総じてスキルが高くスリラチャやホンジュンくんもその通りだなと思って見てたの。で、スキズ、アチズとBTOBは音楽性が違うし、ミニョクさんのソロ活動曲聴いてみてもHIPHOPの要素ってあまり感じなかったから、ミニョクさんは馴染むのだろうか?どう出るんだろう?と、若干そわそわした。けれども、お前が心配する要素は全然ないですとばかりにカッケェラップかましてて、オタクはあのデカい筆で首の後ろを殴られて気絶した。10年の経歴を甘く見るな侮るな、母親ヅラするなと怒られた気分です……母親ヅラはしないけど、彼女ヅラはさせて欲しい(強欲なオタク)。

ミニョクさんはインタビューの中で「音楽を仕事だと思っていた」と話していたけど、私は「音楽が仕事である」という雰囲気を纏ってるBTOBに好感を抱いているんだよね。機械的に音楽をやるのは面白みがないけど、仕事としてプライドや拘りを持って音楽をやるとなれば、それは良い仕事に繋がると思うの。だから仕事として歌を歌う、歌うことを仕事にしているBTOBが好き、という感情がある。この話はまたどこかでじっくり掘り下げたい。

以下、メイフライチームのユニットごとの所感〜!どのユニットも和やかな雰囲気の中で各々の才能を絡ませ合いながらぐんぐん上に伸びていってる様子が素晴らしかった!そして、パフォーマンスすることが楽しくて大好きなんだってことが真っ直ぐ伝わってくる様子に大好感祭り開催だった。

ラップユニット

後輩たちからミスをいじられ尽くし小さくなるイミニョクさん

ホンジュンくんが目をキラキラさせてワクワクしてるのがかわいくてしょうがなくて!パフォーマンス後の「初めて遊園地に行った時の気持ちを覚えてますか?僕は今日それを思い出しました」ってコメントがかわいいしそのワクワク感やハッピー感すごく想像しやすいし、表現力に長けた子なんだろうなって思った。韓国アイドルには珍しい独特なファッションセンスで、着こなし方のバランスが良い。センスが良い子なんだろうな〜。

ダンスユニット

アイエンくんにタメ語使わす自由なプニたゃ

グループの垣根を超えても化学反応って起きるんだな!?と思ってびっくりしちゃった。特にピリちゃんとサンくん対面で踊るシーンが印象に残ってる。ピリちゃんはウルフコンセプトがとても似合っていて、まだ少年の様相が残っている時期にこのコンセプトを消化してくれて大変サンキューな!な気持ちになったし、華がすごくて視線強奪されがちだった。サンくんは憑依型だという文章をどこかで見たのだけど(鳥頭、失念)(デジャブ)、納得するほどの物語への入り込み方で表現力が凄まじい。数年後ものすごい化けそうで期待。あと、崖を登っていくウヨンくんの動物的な動作、すごい研究したんだろうなって感じがした。彼も華があって見ちゃうんよな〜!当時のツートンヘア大正解すぎ。

そして何より目玉はプニたゃでしょ!?鎖で繋がれた狼の元締めプニたゃって設定誰が考えたん!?噛みちぎる動作だったり、使い方が上手いわ。BTOBでは見ない体格を活かした力強いダンスが印象的だったな。

ボーカルユニット

ウンさんにつられて立ち上がっちゃうふたり大好きマン

3人の特徴を捉えて、互いの良さを引き立たせる調整役を先輩であるウンさんがきっちり担っている素晴らしいチームだと思った。アイドルの経験年数は違うけれど、それぞれ謙虚でありながらもメインボーカルとしての自負心をひしひしと感じて、そのバランス感が心地よいチームだった。何より歌うことが好きで、歌うことで伝えられるものや届けられるものがあると信じているんだろうなって感じがした。パートを振り分けたあと、初めて3人で軽く合わせてみて、それがすごく良かったから立ち上がったウンさんにつられるようにしてスッと立ち上がる2人がかわいくてお気に入り。

第3次競演・第2ラウンド:いや歌うてるやん!!!!そしてこのジャズ、自作曲だって言うの?……ℒ𝒪𝒱ℰ

ミニョクさん厚みのあるラッパーなんだわ……と心に刻み込んだユニットバトルを終え、第2ラウンド初っ端から歌ってらっしゃるの何??ウォウウォウ言うてるじゃないですか。場面転換の問題からボーカルをやっているのかもしれないけど、普通に遜色なく歌ってるの何??オールラウンダーがすぎない????物語のメインキャストを務めつつボーカルやってラップもやって、4人だからそれぞれの役割が多くなるとは言え担っているものが多くない???さてはミニョクさん欲張りさんだな????

ラ・ラ・ランドを見始めて15分で再生を止めてしまったオタクだけどBlue Moon大好き!音楽ジャンルに乏しすぎてどう表現するのが正しいのか分からないけど、エモさを感じるサビのメロディがとても好き。ミニョクさん作曲に限らずBTOBの楽曲は私が思う「エモさ」が詰まってる作品が多くて刺さることが多い。イルンちゃんが参加したMovieだったり、ヒョンシク先輩のBeautiful painだったり、エモと郷愁、少しの諦観や痛みと美しい思い出、みたいな、音楽知識がないから上手く言い表せられないけど、手放しで幸せを噛み締められる感じではないというか……とかいう話はまた改めてBTOBのMV全部見る企画を開催して勝手に語ろうと思います!!!まだほぼMV手付かずのまま残してるから!初見の感動やツッコミ大事だから!!!

韓国の伝統音楽、ロック調ときてここでジャズという大人なジャンルで勝負を仕掛けてきたのがまたズルいよね!パフォーマンスの見せ方で差をつけると言うよりは、多様な音楽的アプローチで変化を見せてるのが面白いなと思う。Blue Moonを選んだ理由が「メロディが熱望してるから」でさぁ、ファンからも愛されている楽曲であることが示唆されちゃうのも凄ない?計算高い男なのかなイミニョクさんは??ここまで全面にイミニョク出して良いんですか並に出してない????すごい男すぎるけど大丈夫そ???

キングダムはスタジオ収録番組ではあるのだけど、ライブに生音はつきものじゃないですか。ジャズっぽさを増強する為に、兵役期間にお世話になった音楽隊の皆さんに力添えをお願いすることを思いついたチャンソプさんすごく良かったな〜!何度も同じこと繰り返して申し訳ないんですけど、長年の経験や人脈を活かしてそれを武器や個性にするの、すごく励まされる感じがするのよ。長く生きることも悪いことじゃないよ、積み重ねてきたものを大事にしようって言われてる気がする。オタクは小さな出来事から大きなメッセージを受け取る生き物です……!!!!

ファイナル競演:なんだこの𝑭𝒊𝒏𝒂𝒍 𝑭𝒂𝒏𝒕𝒔𝒚は……またあなたですかイミニョク作家ニム……!!!!!

まさにfinaleと呼ぶに相応しいドラマチックな楽曲をファイナルにぶつけてくるじゃん!!しかもまた作詞作曲イミニョク作家ニム!!!イントロの音とかストリングスのリズムとか、背後で鳴ってる音とか、長編RPGのラストバトルを彷彿とさせるし、何ていうか、とても、𝑭𝒊𝒏𝒂𝒍 𝑭𝒂𝒏𝒕𝒔𝒚……。イントロからAメロBメロまでは戦いに挑むような雰囲気があるのに、サビからCメロ、アウトロにかけては伸びやかなメロディと歌声で、戦った先に辿り着いた穏やかな境地という雰囲気がある。これを音楽で着実に表現してしまうイミニョクさん何者ですか???

また歌詞の中にゾンビという単語が出てきオタクは「韓国ドラマのキングダムとかけてんのかな?」とか明後日の方向に考えを巡らせてたんだけど(ちょっとそれもありそうな気もするんだけど…)、コリアンゾンビという異名を持つ総合格闘家の方がいらっしゃるのを知ってピンときた。同じように世界を股に掛けK-POPアイドルとして活躍を続ける中で、挫折を経験して倒れてもコリアンゾンビのように何度だって立ち上がるっていう意味合いなのかな。アツい男イミニョクの片鱗を見た気がする。

最後の最後でほぼ振り付けがなく、対面式と同じように歌とラップを前面に出して勝負してるのが潔くてカッコよかったね。パフォーマンスに派手さこそないものの、だからこそ歌が引き立っているように見える。これができるのは彼等が時間をかけて積み上げてきたものがあるからで、流行り廃りが早いし若いグループが特に隆盛していくK-POP界で忘れ去られてしまいがちなご長寿アイドルはうめぇからつえぇんだよ!!とか言っちゃうイキリオタクの人格が顔を出しちゃった、BTOBのことまだ何も知らない状態のくせに。ただ単に私が嬉しかっただけなんだけどね。ルッキズムやエイジズムが蔓延るこの世の中で、年齢を重ね経験を積み上げてきた彼等が奮闘している姿に勇気とパワーを貰ったの。ここまでの道は共にできなかったけど、これからの道、この人たちが輝く姿を見ていたいって強く思った。……飽き性なので、いつか別れがくるのはわかってるんですが(滝汗)。別れても、ミニョクさんへ元カレの感情を抱き続けたいので!!!!!!!

話を戻すんだけどね、私はfinaleを聞いて感動しちゃったんだよ~。BTOBのこと何も知らない状態で見たキングダムだけど、イルンちゃんの脱退発表から半年も経たず兵役中のメンバーもいる中で、若手のグループと競い合う番組に出演すると決心し、競いあいながらも後輩の手を取って助け合い、自分たちの個性を守りつつ様々なアプローチで歌を聞かせてくれて、サバイバル番組なのに特にギスギスすることもないまま和やかな雰囲気で辿り着いた最後にFinale(Show And Prove)ですよ!!??壮大な音楽に心を揺さぶられる部分もあるけど、「まだ戦う意志があるし、これからも一緒に歌を届ける気持ちが強いんだよ」というメッセージを私は勝手に受け取ってしまい、リアルタイムでこれを受けとってた長年BTOBと共に歩んできたメロリの皆さん誇らしさでいっぱいだったんじゃないの!!??私こんなカッコいいグループ推してるんだ……ってなったんじゃ!!!???羨ましいぃ~!!!!!……っていうのが初見の率直な感想でした。何度も思うけど本当メロディの皆さん羨ましい。BTOBマジで音楽に対して誠実な人たちだと思う。ハァ……なにお前ティティパンパンで知識止めてんだよ……(セルフディス)。これから徐々に知って行こう、そしてこれからの活躍を見守って行こう、再契約が果たされれば――――(リアルタイムでセンシティブな話題)。

まとめ:イミニョクさんは歌も上手いラッパーで、剣術を用いた俳優経験のある筋肉ムキムキの男性であり、そのおかげか知らんけど運動神経が良く同業者からビジュアルキングに選ばれるほどのイケメンなんですけど、なんと作詞作曲も手掛けるオールラウンダーである

要素がもりもりすぎでは~!!??自社コンテンツでもないサバイバル番組の中でこれだけの可能性を見せつけてくるイミニョクさん策士がすぎませんか??ミニョクさんが意図してキングダムをイミニョク大プロモーション番組にさせたのか分からないけど、BTOBというグループを売り込むと同時に自分の持っている能力を余すところなく前面に出し、なおかつ差し出せる要素を沢山持っていることを暗に示している……。キングダム視聴しながらミニョクさんすごすぎん??botにならざるを得なかった。まだBTOB及びミニョクさんを知っていく段階なので活動に関して把握できてない部分ばかりだけど、キングダム後サバイバル番組に楽曲提供をしているようなので*3、プロデューサーとしての側面を売り込むことに成功したのかな?と思ってる。自身のキャリアアップを図ると同時に、同じような境遇にいる後輩たちに手を差し伸べているように見えますね。なんともできた人間……。

BTOBのパフォーマンスが一貫して内面世界の表現や考察する隙をほぼ含んでなかったことが興味深かった。ファンを引きずり込むファンダムって考察をさせてその世界観にファンを酔わすところがあると思ってて、バンタンなんかはまさにそれで成功した感じがあるけど、BTOBはコンセプト曲が「thriller」しかないし、そういうパフォーマンスに慣れてないし向いてないんだろうなって思った。歌の可能性を信じてるけど歌は歌ですし仕事でもあります、って感じがやっぱ好きだなBTOB。見せたいものはショーなんだっていうことを貫き通していて気持ちが良かった。

現役メロリの皆さんがキングダムという番組をどう捉えているかは分からないけど、私はキングダムに出演しているBTOBを見ることができて良かったなぁって思う。純粋にステージ見てて楽しかったし、培った経験や持っている才能は嘘をつかないんだなぁって思う場面が多々あった。時期的なこともあって周囲の人々から出演を止められて、それでも説得して番組に出た勇気と覚悟が素晴らしいと思うんよ。出たいと言って周囲を説得したミニョクさんだけど番組の序盤は緊張してたようにも見えるし、各メンバーの内面での葛藤もあったと思うんだけど、番組終了後には、参加して良かった、1番にはなれなくても良い経験ができたと笑って話してくれてたのがね、もう最高のお土産です(どこからの?)。細かい部分を見てないからそう思えるのかもしれないけど、キングダムも後味が悪くはない番組で良かったです。おかげさまでプデュ脳から解脱できた気がします。もうボイプラの感想文は書けないし書きません(いまさら)。

 

さて、毎度のことながら長くなりすぎた。上手く伝えたくて言葉を連ねてしまうのは私の悪い癖なのですが、私が!ミニョクさんの魅力を!!こんなにも受け取ってしまいまして!!!そんだけミニョクさんは才能に溢れる魅力的な人間なんです!!めろりの皆さんありがとうございます!!!!!ということを伝えたかったんです。めろりの皆さんが長年応援し続けて守ってきてくれたから、私が今BTOB及びBTOBのメンバーとして輝いているミニョクさんを見つめることができるのです。私ってミニョクさんの彼女なんかな?と勘違いしてしまうバブルを受け取ることができるんです……運転しながら話しかけてくるとかほんま何??下半期の目標は韓国語初心者を脱却することにする!!!!!

とか言いつつ、リアルタイムで事務所との契約更新についての話題が出ており、ド新規もソワソワしております。BTOBを生で見る機会に恵まれておりませんので、なにとぞ、なにとぞグループは存続の方でよろしくお願いします……!!なにとぞ……!!!なにとぞ……!!!!ということで、次回はBTOBのMV全部見る大会を勝手に開催したいと思っていますが予定は未定です、ありがとうございました!!!!

*1:

オタクの気持ちを代弁してくれるアイエンくん

今回BTOB及びミニョクさんを知るためにキングダムを見始めたわけなんですが、付随して今まで触れてこなかった若手グループを知る機会にもなってとても面白かった。特にメイフライチームとして一緒にパフォーマンスをしていたATEEZとStray Kidsは前々から興味があって、エピソードを見ていく中で少しずつ解像度が上がっていって嬉しかったな。ただしキングダムに出ていないメンバーのことは知識が育まれていないので、その点は勉強不足……。

*2:ビジュアル担当清純派シマリス:【固有名詞】眉を隠しころんとした可愛らしい髪型が清純派を思わせる一方で、髪のところどころに入ったハイライトがシマリスの縦縞模様を連想させ全体的にやっぱりかわいい様子のことを言う

*3:

[PiCK TIME🎥 in PEAK TIME] 몬트 | 파이널 라운드 풀캠 | NOIR | 피크타임 | PEAK TIME - YouTube

DKBにハマった友人が「PEAKTIMEのこの曲好きなんだよね」って教えてくれたのがミニョクさん作曲の「Noir」だったときの俺「これミニョクさん作曲なの~💕」こんなクソうざいオタクと仲良くしてくれてありがとう、友人……。

PEAKTIME見てたときはBTOBのこと意識してなかったし、ファイナルエピソードも真剣に見てなかったら(オプさんの家族としてデーちゃんが紹介されてた部分は目を皿のようにして見ました。デジョンFOREVER)PDとしてミニョクさんが出てたことに気付いてもなかった。今改めて曲を聴くと、これBTOBのメンバーが歌ってる姿想定しながら作った楽曲なんだろうなって思えるのが面白い。サビの高音部分とかソンジェ似合いそう。