ただし、進撃であるし

 

Dynamiteとか森とか各種番組とか、コロナ禍とは言え供給が多くて追いきれてない新規オタクなんですけど、皆さんいかがお過ごしてですか~~!!??私は相変わらず2013年を生きておりますが、ディスられ事件に直面し「おれ、ばんたん、すき。おれ、ひぷほぷ、しらない」となぜか片言でしか日本語が話せなくなったので、付け焼刃ではございますがHIPHOPについてお勉強などしてましたらいつの間にか秋になってました。𝒢ℴℴ𝒹 𝒷𝓎ℯ 𝓈𝓊𝓂𝓂ℯ𝓇......ということで今年中には2015年ぐらいまでには進みたいのでさっさと行くよドーン!!!!

(2021/9/20 加筆修正しました)

 

O!RUL8,2?

f:id:xx_2kaido_xx:20200920172127j:plain

純白少年団の皆さん

というわけで、2枚目の音盤「O!RUL8,2?」は学校3部作の2作目。デビュー曲「No more dream」で若者へ「てめぇのやりてぇことなんなんだよ言ってみろや」との問いかけを経て、そんな若者を抑圧する周囲の大人に疑いの目を向けたトラップミュージック「N.O」でカムバックした防弾少年団の皆さん。ギャングスタラップでオラついて黒にゴールドを合わせたスタイリングから一転、今回は純白に身を包んだホワイトトップス少年団になりました。

N.O

 

教師役の方が寺師敬に見える呪いにかかった(実際そんな似てない)。マンネラインがカッコつけてるけどおぼこいおぼこい少年団すぎて涙出ちゃうな。RMさんの前髪ありスタイリングにおお!?となったのも束の間、安定のサングラスラップモンスター降臨して真顔になった。

セカンドシングルにして内容や雰囲気はシリアスな仕上がり。「No more dream」も曲調としては明るいものではなかったけれど、挑発的な歌詞だったこともあってメンバーがパフォーマンス中に不敵な笑みを見せつけたり眼鏡をぶっ飛ばすシーンもありました。しかし今回は終始険しい顔つきでメッセージ性の強さをアピールしており、デビュー2曲目にして愛らしさ捨てたんか!!?とノブの人格が出てきてしまった。

進撃の防弾

  

「N.O」での活動を1ヶ月程度で終え、数週間後に後続曲として「進撃の防弾」で暫くの間活動。名前の通り、日本の漫画「進撃の巨人」からインスピレーションを受けて制作された「進撃の防弾」は「N.O」とは打って変わってポップでやんちゃなコンセプト。と言っても、歌詞には特に進撃の巨人要素を感じられないので、名前だけ参考にしたのかな?当時の宿舎に巨人のマスクが置いてあったりするので、彼らが作品に触れていたのは事実かと思います。*1

f:id:xx_2kaido_xx:20201004224505j:plain

実はマンネに操られている少年団の皆さん

今年の6月に一夜限りで公開となったSummer sonic 2016でも披露していたこの楽曲。BTSにハマって数週間の時に見て、彼らの印象が爆上がりした。ライブフェスなので音楽とパフォーマンスだけでの勝負だったけれど、装飾などなくとも魅せられるのだ、ということを実感するステージングで無事に心撃ち抜かれました。もっと早く知りたかったなぁ……絶対にライブ楽しいじゃ~~ん!

 

Melon music award 2013では新人賞にノミネートされ、キムイェリムとともに賞をもらった防弾少年団の皆さん*2。当時「ヌンムルシャワ―」で大ヒットを飛ばしていたペチギのおふたりの「パンガプスムニダ」と「進撃の防弾」のMIXを用いてコラボステージを披露。その体格の良さでなぜか大御所感が出ているRMさんがクールでカッコいい。逆に手持無沙汰で所在なさげだけれど、取り敢えずカッコつけているボーカルラインはかわいい。

八道江山

 

2011年にラップラインにより作成され、またメディアにも紹介された「八道江山」(新人王の中でニュース番組の映像が紹介されてた)。HIPHOP特有の地元意識の強さが現れている方言丸出し楽曲。今回HIPHOPについての本を読んで初めてレペゼンの意味を知ったという無知の極み乙女こと私なんですけど、RMさんが冒頭でレペゼン言うてて「はは~ん!」と知ったるい顔をしときました。防弾少年団結成のプロジェクトが発足し、一番初めに音楽として形になったのが「八道江山」であったことは、彼らがヒップホップチームとして進んでいくための大事な布石だったのかなぁなんて無知ながら思いました。

キムボンヒョンのヒップホップ招待席 公開収録

 

収録曲の「WE ON」と「BTS Cypher PT.1」の中でRMさんが自分自身をアイドルラッパーと批判するアンチに向けた歌詞を書いており、当時彼が”アイドルラッパー”という肩書を気にしていたことが窺えます。そんな折、アンダーグラウンドの一線で活動するB-FREEさん(現在は活動名が変わっているかもしれない……)から直接的に指摘を受け、炎上するという出来事がありました。RMさんとユンギさんは、11月21日にラジオ番組「キム・ボンヒョンのヒップホップ招待席1周年特集」の公開放送に参加。そこにはB-FREEさんを始め、アンダーグラウンドで活動しているラッパーたちが同席していたのですが、番組が進んでいくうちに雲行きが怪しくなり、とうとうアイドルラッパー*3批判に突入してしまいます。

鳥居咲子さんの「ヒップホップコリア」によると、2010年~2013年当時の傾向として「アンダーグラウンドのラッパー対アイドルラッパー」という構図があったようです。

メジャーとアンダーグラウンドの境界が曖昧になった一方、「アンダーグラウンドのラッパー対アイドルラッパー」という新しい構図ができた。地道にラップだけで活動を続けてきているアンダーグラウンドのラッパーの中で、芸能事務所で育成されたアイドルラッパーとは一緒にされたくないという考えが出てきたのだ。*4

この傾向があったのだとしたら、アイドルグループのラッパーとして活動している彼らとアンダーグラウンドで活動しているラッパーたちが顔を突き合わせた以上、避けて通れない衝突だったのだろうなと思う。それに、当時のHIPHOPフォロワーにしてみれば形はどうあれ双方が遣り取りする場面を見てみたかったはずだし、番組側もあわよくば衝突が起こればオモロいなと思ってキャスティングしたのでは?なんせB-FREEさんのディス→炎上騒動は日常茶飯事だったみたいですからね。予想通りの展開になってよかったですね(棒読み)。

これらに加えてB-FREEさんはN.Oのカムバックトレーラーにカニエウエストの「Black skinhead」に似た音楽を使っていたことが気にくわなかった様子で、番組の数日前にTwitter上で防弾少年団を批判していました*5防弾少年団への不満が十分ありアイドルラッパーに物申せるとなれば、そりゃ正面から問いただす展開になるよね。

このラジオでの詳しい内容については、上に貼っている動画を見てもらうのが一番早いのでご覧ください*6。簡単に掻い摘むと、アイドルでありながらHIPHOPを自称するBTSについて、アンダーグラウンドのラッパーたちは「BTSの音楽をHIPHOPではない」と批判します。それに対してRMさんとユンギさんは「自分たちの作ったアルバムの中身はきちんとHIPHOPになっている」と説明するものの、先輩たちの認識としては「HIPHOPはただの音楽ジャンルではない」ので、彼らのアルバムは「ラップが入っている音楽なだけ」と批判され、「アイドルがするのはヒップホップではなくただのラップだ。真のラッパーではない」と言われてしまいます。

まず話を進める前にHIPHOPというジャンルがどういうものなのか、という前提が必要だと思うんですけど、皆さん頑張って各々で勉強してください(丸投げ)。付け焼刃的に本を読んで履修しただけの私にHIPHOPの説明なんてできっこないんですけど、ラジオMCのキムボンヒョンさんが「HIPHOPはマッチョカルチャーであるわけだけど、君たちはメイクをしているよね?」とRMさんとユンギさんに問いかけているように、HIPHOPは男性優位的で男尊女卑の色味が強いということは動画の内容からも分かりますね。その後続けざまに「舞台で女性のように化粧して扮装するのがヒップホップなのか」などと揶揄いの言葉が飛んできてるので、男尊女卑的な価値観なのだなということがよ~くわかりますね(にっこり)(目は笑っていない)。また、参考にした「文化系のためのヒップホップ入門」の中に出てきたこととしては、「HIPHOPは一定のルールのもとで参加者たちが優劣を競い合うゲームである」と紹介されていました*7。そういったHIPHOP特有の価値観や思想、ルール設定があるがゆえに「HIPHOPがただの音楽ジャンルではない」という発言が出てきたのかな?と思います。bloomint-music.com

さて気を取り直して、B-FREEさんは元々ディス→炎上気質の強い方のようなんですが、騒動後のインタビューでこの件について触れています。B-FREEさんとしては公開収録の場で「自分なりに楽しくやろうとふざけた」らしく、場を盛り上げるつもりでからかうような口撃を仕掛けたと話しています。B-FREEさんとしてはラッパー同士、ディスを含んだトークが展開できれば面白い、と思ったのかもしれない。対立構造があったのだとすれば、そりゃあラッパーとしては格好の機会だと判断するだろうなと思います。

ところが、B-FREEさんの思惑通りには事は運ばずRMさんとユンギさんの口から出てきたのは自分たちの立場についての真面目な説明でした。その主張を聞いたB-FREEさんは「彼らは自分の考えを言うことができないんだ」と感じたようです。それに加えてB-FREEさんは動画の中で「ラップで本当の気持ちを告白するのは重要だ。個人的に歌詞を書かないと、偽物だと言われる」と話しています。B-FREEさんは、自分の気持ちを率直に表現することが大事だと考えているのだな、と私は受け取りました。この点に関しては、2014年放送の「サガジショー」にて、かつて練習生だったイレブンさんが上手く総括してくれていました。

 

アンダーグラウンド自体がとてもインディペンデントで、自己、自主性を持ってやるじゃなでいすか。でもアイドルは会社の企画、なので自分がやりたいことができません。なぜなら会社から見た時は、これは大衆が望んでいることではない、とか。そうすると、アンダーマニアやヒップホップマニアたちは、そういうものを当然良いとは思わないでしょう。

イレブンさんの意見も含めてB-FREEさんの発言を考えると、アイドルという事務所に守られている存在であるがゆえに思っていても言えないことがある=発言の自由度が低く本心の吐露ができないのにそれは果たしてHIPHOPと言えるのか?という、B-FREEさんなりの問い掛けなのでは?事務所のストップがかかれば音源のリリースはできないし、彼らの表現物には必ず事務所の検閲が入るだろうし、事務所の意に沿わなければボツになることは想像できる。ゆえに、B-FREEさんの主張が真っ向から間違っているとも思えないのが実際のところです。

一方で、ユンギさんが「音楽を発表しても10ウォンもとれなかった」「お金がなくて食べれない時期もあった」と話し、その結果アイドルを選択したことについて、B-FREEさんは「アンダーグラウンドで活動している人間はみんな同じ道を通ってきたが、耐えてきた」「同じ道を歩むことができたのに、現実を克服できず(アイドルの)誘惑に負けた弱い人たちだ」と一蹴しています。うーん、お金を稼ぐことって、生活の食い扶持を確保した上で活動することって、そんなに駄目なことかしら。B-FREEさんは恐らくHIPHOPをやっていく上でのプライドの話をしているのだと思うのだけど、まぁでもどっちを取るか、じゃないですかね。ユンギさんは様々なことを天秤にかけた末に、自由度を失い不本意なこともやらされるけれど、音楽をやれる環境の整った場所で活動することを選んだっていうだけのことだと思う。上に貼ったサガジショーの動画の中でもRMさんが言っているけど、彼が防弾少年団を選んだのは最大限多くの人に音楽を届けるため、というしっかりとした理由がある。RMさんが見出した目的を達成する為に選んだ道がアイドルだった、というだけの話。どっちが良いとか悪いとかではなく、自分の表現したいことや目標、目指したい場所を天秤にかけた結果どの道を選んだか、それだけのことのような気がする。どっちがより音楽として高尚か、なんてことはそういった概念では測れないと思う。

そんなこんなで、アンダーグラウンド対アイドルラッパーを現実にしてしまったわけなんですが、前出のヒップホップコリアには

その対立が表立って行われることもしばしばあるが、基本的には芸能界が強い力を持っている以上、そして世界中にファンを持つアイドルを相手にしている以上、アンダーグラウンドのラッパーは言いたいことを極力言わないようにしている傾向が強い。

とも書かれていて、アイドルラッパーの躍進を見ながら我慢をしていたラッパーも実際には多くいたのかもしれない。アンダーグラウンドラッパーのアイドルラッパーに対する蔑視は、Show me the money3の中でも如実に現れており、アイドルであることをディスられる場面が多々ありました*8。当時のHIPHOP界隈はアイドルラッパーを暖かく迎えてくれる雰囲気ではなかったことがよく分かります。

その後、RMさんはmixtapeを公開。アンダーグラウンドシーンから離れた自分に対する自己批判と、そんな自分を受け入れ前へ進もうとする様子がうかがえるヒリヒリとした内容になっています。改めて指摘されなくても、RMさん自身が己の矛盾を一番自覚していただろうから、その分傷ついて落ち込んでしまったんじゃないかな。アイドルという肩書のせいで、HIPHOPをやるラッパーとして正当に評価してもらえないことが悔しかっただろう……。当時RMさんが書いてた歌詞を見れば、今であれば女性蔑視だと批判されそうな表現もままあって、そういった表現をしているということはHIPHOPのマッチョさをもはや内面化してたんだと思う。だからこそアイドルとして活動しながら先輩たちにそれを揶揄われることが当時の彼にとっては苦しかっただろうし、そんな自分の矛盾にも嫌悪があったんじゃないかな……。各HIPHOP情報サイトも閲覧して自分たちの音楽への評価や反応を見ていたと言うし、界隈から両手を広げて歓迎されているわけではないことも知っていたと思う。それらを承知の上だったとしても、面と向かっての指摘は相当堪えたんじゃないかな。

ここまでだいぶ長くなってしまったけど、まとめ。アイドルラッパーの代表として突然土俵に上がらされ圧迫面接を受けたことに関しては不憫だったな思うし、結局話は平行線でRMさんとユンギさんの意志・主張は理解さえれたとは言えないけど、メジャー(というかアイドルラッパー)とアンダーグラウンドがお互いを改めて意識する切っ掛けにはなったと思うんですよね。この衝突自体はどこかで必ず起きていたと思う。アイドルラッパーとして、HIPHOPを志すラッパーとして、自分たちを認めさせる為にいつか飛び込まねばならなかった渦だったのではないかと。2人が傷つき新たな葛藤が生まれたとは思うのだけど、それが創作意欲につながったかもしれないし……(前向きなオタク)。ユンギさんが公開収録の中で「メジャーとアンダーグラウンドを繋ぐ架け橋になりたい」と伝えていて、デビューして間もないアイドルラッパーの志なんてと先輩方は鼻で笑うような気持ちだったかもしれないけれど、彼らの活動と韓国の音楽事情を追う中でアンダー・メジャー関係なく相互に波及している様子が見えたらいいな、と思っています。

最後にB-FREEさんについて。この揉め事はARMYの中ではしばらく延焼し続け、B-FREEさんが何かをリリースするたびにARMYが各種サイトで低評価を押して回るという悲惨な状況に……。ARMYは敵に回すと本当に怖い。一番恐怖だったのは、B-FREEさんがかつて使っていたTwitterのアカウントIDが現在はBTS関係の名前とアイコンになっていること。乗っ取ったわけではないと思うけど、そこまでやる……!?と思って恐怖を覚えました。これらの執拗な攻撃が堪えたのかはわかりませんが、B-FREEさんは2016年にBTSに対して謝罪しています*9。まぁ正直もうやめたげてよ、って思うよね……。

N.O Concept Trailer

  

収録曲じゃないけどB-FREEさんにパクってんじゃねぇわって言われたコンセプトトレーラーの話もしちゃうぞ!カムバステージ見始めた時に、脳の奥底から「これ誰かが破廉恥な目に合うんじゃなかった……?」と古の記憶がふんわり蘇ってきて、基本的に共感性羞恥爆発させがちな私が戦々恐々とカムバステージを見進めていくと、やっぱり出会ってしまった……動画貼らないけど、破壊神のタンクトップが破壊されるという大事故起きてた*10。パクジミンさんは軽傷(軽傷)だったのでキリリとした表情のまま踊り続けるんですが、RMさん重症すぎてもう手の施しようが……もう露出したまま踊ればよくない?って思ってしまうけど、韓国では「テレビ放送で乳首を2つ露出してはいけない」という規定があるらしく*11、RMさん混乱しただろうなと憐みの気持ち。ミニモニはこういうハズレくじよく引くよな……。

 

ここからは音楽活動を離れてオタクの戯言コーナーだよ!!!!!!!!!

 

ファンミーティング:ARMYへの手紙

 

ソクジンの嗚咽を堪えた声よ……パフォーマンス上での武器がなかなか見出せない中で、バラエティ番組やコメントなどでもどこかソワソワしてぎこちなかったジンさん。やっぱり本人も不安が大きかったんだなと納得するとともに、胸中をファンの前で吐露できるところがソクジンの強さなんだよな、と大きく頷いちゃいました。

元々俳優志望だったのにバチバチHIPHOPグループにぶち込まれて、自身は音楽面で長けてる部分があるとは言えないのに年齢だけは最年長という存在。WABpt.2でユンギさんがディスったように、BTSがお飾りアイドルラッパー所属のグループだったら、ソクジンもここまで不安に陥ることはなかったのかもしれない。自分たちがHIPHOPであることや音楽にこだわりを見せるBTSのメンバーだったからこそ、大きな不安を抱えて自分の置き所を模索する日々だったのかも……。

f:id:xx_2kaido_xx:20200920184317j:plain

ソワソワしながらも経験値による男らしい眼差しを突き付けてくるキムソクジンさん

まぁでもさぁ心配する必要ないんだよね。いずれワールドワイドハンサムとかいう異名を自称し始める厚かましい男に成長しちゃうんだもん(褒めてる)。今のソクジンは完全にメンバーにとっての精神安定に必要な存在だし、なくてはならない存在になってるんだよ。だからソクジン、あなたはそのまま健やかに生きて。自分の在り方に不安を持ったからこその誠実さと真摯な姿勢で、自分の存在を確立していける男なんだから。どこでソクジンが自分を受け入れ、その先に進んでいくのか、見つめていくのが楽しみです。

Hushになれない少年団の皆さん

 

この動画は当時リアルタイムで見た記憶がある。なぜならmiss Aが好きだから……!!Hushは特に不思議なポールを使ったダンスがカッコよくて、スタイリングもクールでお気に入りの曲なので……。yeah……に合わせて顔芸やっちゃう3人面白いしかわいくて、ニコニコしながら何回もリピートしちゃった記憶。

このバックステージで先輩方の楽曲ノリノリ動画、他にも色々とあって、TEENTOP「半端じゃない」でぶちアガるテギのおふたりとか(ユンギさんは早々に体力が尽きる)、イムチャンジョン「ヨボセヨ」を喜んで踊ってたり、メンバー全員でT-ARA「No.9」バックにゆらゆらしてたり、カメラがあるとは言えみんな音楽が純粋に好きそうで微笑ましいし何より私が音楽的懐古できて超楽しい(結局個人的な意見)。

マンネとお誕生日

 

ジョングクさんお誕生日ドッキリは普通に可哀想だった。マネージャーは執拗に叱るし、RMさんやユンギヒョンの発言が容赦なくマンネの心抉ってて、坊ちゃん気を確かに!!!という家臣マインドでジョングクさんのこと見守ってた。案の定ドッキリ後にマンネ泣き出しちゃうし、俺のかわいいムーミンを泣かすな!って思いました。まぁでも、泣いてるムーミンもかわいいです、お帽子は脱ぎたいムーミン(初期のジョングクをムーミンだと思っているオタク)。

そして他の兄さん方のお誕生日におけるジョングクさんですよ。ジミンさんの誕生日にお祝いのケーキとチキンの差し入れがあって、ジミンさんのお祝いをしながらも兄さん方みんなチキン食べたくて練習室の床に円になって食べ漁ってるんですけど、一方その頃チョンジョングクさんというと浅く椅子に腰かけてチキンを貪る兄さんたちを遠巻きに見て虚無に落ちている。……体重管理を理由として円に加わらず手も付けてないジョングクさん自戒の鬼では?ソクジンのお誕生日でも相変わらずケーキの近くにいない。この頃から自分に厳しすぎて兄さんへの祝い若干蔑ろにしちゃってる感あるジョングクさん強すぎぃ……。

10asia インタビュー

当時の彼らを知る上で、10asiaのインタビューは最高なので貼っときます。BAPがBadmanリリース時に受けてたインタビュー記事もすごく参考になったし、日本の某バンドが韓国で取材を受けた時にも下調べがきちんとされた上での質問が多くて、痒いところに手が届くインタビューが多いイメージです。10asiaのHP見つけられなくなってしまったので、K-styleですが。

news.kstyle.com

ラップラインがラップに目覚めたルーツ、またHIPHOPに馴染みのなかったボーカルラインが抱くHIPHOPの印象や興味を持った経緯、彼らの制作スタイルを始め、メンバー個人を紐解くような質問も投げかけているので、大変満足感が得られる記事です。その中の質問のひとつとして「隣にいるメンバーを褒めてみよう」という流れになり、飛び出した発言貼っときますね。

 RAP MONSTER:ジン兄さんは女子学生たちが憧れるイケメン大学生そのものだ。優しくて、家庭的。見ていると、結婚したくなる(笑) きれい好きで、性格が大人しくて、守るべきラインをはっきり持っていて物事の判断が上手い。

 

すまん、この動画が貼りたかっただけなんや。この映像に「ナチュラルに恋して」をぶつけてくる撮影者のセンスが大好きなので、7年越しのラブコールをぶっ放しておきたいと思います。ラブ。

 

まとめ

f:id:xx_2kaido_xx:20201004224906j:plain

一列に並ぶことができる少年団の皆さん

NOの活動自体はさっさと見終わったのに、ディスられ事件について深堀りしすぎて前回から一ヶ月以上も経ってしまった……。でも、今回HIPHOPについて本を読んでみることでHIPHOPというジャンルが国単位ではなく世界単位で変化しているものだと知り、大変勉強になりました。音楽のジャンルに疎かったのですが、HIPHOPと並行して他ジャンルの隆盛や特徴も知ることができて面白かったです。興味のある方は是非色々と調べてみてください。

これは私の懐古感情の話なんですが、Simply k-popに出演した際に司会がまさかの今をときめくユバロム監督だったので、こんなところでクロスオーバー……!と勝手に震えてしまいました。そして、チョヨンピルの真似するブイさんを見て「時代やな」と思いました。チョヨンピルのカムバックも2013年の4月か……BTSの皆さん色んな音楽が歌謡界に溢れてる時代にデビューされてて、たくさん刺激受けただろうなってしみじみ思っちゃいます。GDさんがソロ活動してて(フィーチャリングでCLが出てくる)、Ladies' codeは5人で活動している時期で、ナミュ姉さんたちの全盛期……俺の生きた最高のK-POP時代だ……。話は戻るけど、特技のワームダンスを披露したのにユバロムに「oh……crazy……」と困った様子で返されるジョングクさん笑ってしまった。

 

さて次回は、プデュオタクであれば「揺れるセクシー山賊から始まる楽曲」と言えば早押しクイズで即答できるであろうサンナムジャ収録の「skool luv affair」ですね~!元気があれば新人王の感想も書きたいな(熱心なオタクなのでDVD買った)。ではまた次回~~。

*1:

f:id:xx_2kaido_xx:20201004224623j:plain

満面の笑みでじわじわくる131116のソクジン

*2:キムイェリムの「All right」が収録されてるアルバム、気に入ってずっと聞いてた。数年の活動の後、調べてもリリースはおろか近況も掴めなかったのに、ある日突然当時とは全く異なる雰囲気でカムバックして本当に驚いたけれど、また彼女の楽曲を聴くことができて嬉しい。

SHINeeのジョンヒョンさんが作詞作曲したことで話題になったこの曲、一時期すごく気に入って狂ったように聴いてた。勝手に秋から冬が似合う曲だと思ってます。

*3:このアイドルラッパーっていう表現が割と曖昧で広範囲に及ぶなと思ってて、B-FREEさんやその他HIPHOPマニアの方々がどこまでをアイドルラッパーとして認識していたんだろう?という疑問はある。B-FREEさんは実際BTSの楽曲を聴いたことがないと言っているので、RMさんとユンギさんのラップを聴いたことがないということになる。当時のアイドルラッパーと言えばアンダーグラウンドで活動してきた経験があるラッパーとして名前を上げられる人が数人はいたけれど(ジコさんやバンヨングクとRMさんが並べられがち)、ユンギさんが「We are Bulletproof pt.2」でディスっていたように、事務所からの指示でラップパートを任されていたアイドルも多くいた。BTSの楽曲を聴いていない以上、そういった自主的にラップに取り組んでいたわけではないアイドルとRMさんやユンギさんが同列で括られていた側面はあるかもしれない(自主的にラップやってないアイドルが悪いわけではないよ)(じゃなきゃヒッチョルさんのオタクなんかやってたわけないやろが……!!!!!)。

*4:

 K-HIPHOP知識がめちゃくちゃ浅いオタクにとって、とても頼りになる一冊。ショミドシリーズを視聴する際に片手に持ってると超勉強になる。オタクとしては生年月日が載っているのがありがたかったです。なんせ、どっちがヒョンかとか、即座に知りたくなってしまう生き物なので……。

*5:

www.chosun.com

シヒョギがB-FREEさんの事務所まで出向いてるのドアツじゃない?そういうパフォーマンスだったとしても(穿った目を瞑れないオタク)。

*6:彼らが批判されてる場面を見るのは心が痛いと思いますが、実際にあった出来事は自分で見た方がいいです。こんな記事書いてる私が言うのもなんだけど、誰かのまとめや感想を読んで分かった気にならない方がいい。バンタンは供給も多いし見切れないのも分かるけど、その動画や文章をどう受け取ってどんな感想を抱くかは本当に人それぞれだから。自分のクソデカ感情を大事にしてください。人には人の、クソデカ感情!!!!(乳酸菌みたいに言うな)

*7:

*8:2014年放送の「Show me the money 3」には現在I.KONとして活動しているバビと脱退したハンビンが参加しており、当時サバイバル番組でデビューを逃したもののYGの練習生としてメディアに出ていたこともあり「アイドル」であることをラップで指摘されディスられることが多かった。PD陣にYGチームがいたからそれがある程度の抑止力になっていたように思うけど、彼等だけの参戦だったらもっと露骨な批判もあったんじゃないかな……。観客の前で盛大にミスをしても投票で高順位に位置付けてしまったこともあって、こういうところが「アイドル」なんだよねって思ってしまった。実力外の付加価値が大きすぎることを目の当たりにして、アイドルラッパーと呼ばれてしまうことはもうある程度しょうがないなと思った。あと話は変わるけど、防弾少年団のメンバー候補として練習生をやっていたアイオンくんが出てる。「パフォーマンスに余裕を感じる」とPDにも褒められつつ、見せる笑顔がかわいい。Vネックの黒いTシャツからチラつく胸元のタトゥーがぐっとくる……(そういう目で見るな)。

*9:

news.kstyle.com

「あ、今日は楽しかったです! こんなに多くの人たちに影響を及ぼしているなんて! とにかく本当に僕が今日、話したある言葉を20分以上考え続けているなら、心から彼氏を作ることをお勧めします」という投稿文読んだ時ハァ~~~!!!!?????出たよすぐに彼氏作れとか言って恋愛に持ってく男……女は恋愛してればどうにかなるだろとか思ってる男……あのさ、好きな男が侮辱されてたら腹立つしその言葉に囚われてしまうだろうが!!!!!!!!!!ってなったし、未だに読んでてムカつく……(全力口が悪いオタク)。

*10:130927のmusic bankで検索すると見れるよ

*11:

ウヨン「2PMのせいで両乳首をテレビで露出することが禁止になった」 - Kstyle