PRODUCE X 101:ポジション評価(後編)

 

本放送?何それおいしいの?

ポジション評価後半戦いきま~す!!!

 

°˖✧ DANCE Position ✧˖°

 

♢Finesse

 

フォーメーションのバリエーションが豊富だし、若さ弾けるパフォーマンスが見てて楽しい!ハンギョルくんのアクロバットもとても良いスパイスになってる。

このチームは何と言ってもハムとシフンの間に生じた齟齬がメインテーマ(?)でしょうね……。ポジション選択の場面からシフンはダンスの創作で一旗上げたる!っていう強い意志表示をしており、リーダーにも立候補して、やる気満々120%。シフンと同じようにハムも創作経験があるということが話し合いの中で分かるものの、話し合いの中で創作の進め方に関しての会話はされなかったようで、ここを発端として問題が発生してしまう。

シフンは自分で振付けを作る気満々だし、ハムは自分の意見も反映させたいと思っている。互いに意志確認しないまま各々が創作を開始してしまい、ハムは不貞腐れるしシフンも不満を抱えてしまう結果に……その後話し合いを経て、お互い理解し合うのだけれど、彼らを推している国民プロデューサーたちは分かり合えなかったみたいですね……。話し合いの段階で今後の見通しを確認してから動くと齟齬が生まれずに済みそうだね。本当、勉強になりますProduce 101……。

まぁ取り敢えず私が言いたいのはふみマチ*1は正義ってことですね。

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ハムとシフンの間に軋轢が生じた後、練習室の隅でひとり隠れるようにしていたシフンに声をかけ、問題解決の一助を担ったのはカンミニでした。なかなか分量が割かれないカンミニ……。

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ふみマチは正義。今後もふたりの絡みに期待したいです!

 

♢Swalla

 

ユ、ユ、ユ、ユンソルゥゥゥゥ……!!!プエク始まって以来、一番楽しそうだったよユンソルゥ!!!終わりのキメ顔、少しぎこちない笑顔だったけど、ユンソルがステージ上で破顔しただけで大きな成果です、おめでとうございます!!! 

得意のダンスで順位を挽回したいあおたんとユンソルだけど、同チームのメンバーたちは技能的に未熟で、難易度の高い技はおろか、彼らが消化できるラインを確認しながらダンスの構成を考えなければならず、心も骨も折れたと思います。ふたりとも自分たちの欲と折り合いをつけながら、頭フル回転でよく頑張ったね。

あおたんとユンソル、「後がない」という切実な表情と発言ばかりが取りざたされて少し可哀想。ダンスのスキルが高いってことは伝わったけど、彼らのポップな面ってほとんど分量割かれてないので伝わってないと思うの!そこが残念に思う。

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練習生期間の短い子たち、切実な思いを語る兄さんふたりの話を聞いて、一生懸命貢献してくれた模様。練習生期間が短い子が多いって言われてたけど、それぞれ魅力的な子たちではあるんだよね。ウリムの不思議ちゃん系マンネ、細っこくてまだまだ子供っぽいんだけど、なんだか美人オーラがあって画面に映ると見ちゃうのよな。ダンスも歌もまだまだこれからだけど、実力身に着けて大人になったら化けると思う。テスンもベビーフェイスの巨体ってところで目を引くし、笑顔が可愛いので、今後の活躍に期待している。ジェリピの歌ウマくんはマジで事務所別評価時のホワイト衣装がおぼこすぎたんだなって思う……シックだったりクールな方が似合ってる。今回歌が聴けなくて残念だった。また歌聴ける機会があればいいな。

ユンソル自身は1位を獲得することはできなかったけど、一緒に頭悩ませて振りを考えて完成させたあおたんが堂々の1位に輝き、ウリムマンネの夢は本当に正夢になった。順位が発表された瞬間、あおたんの足に縋り付いて「よく頑張ったな」と言いながら声をあげて泣くユンソル。苦労を共にしたふたりの間に形成された友情。もっと見つめていたいので、ユンソル残ってほしいな……結果出てるけど……。 

 

♢Beliver 

 

カラコン装着のグクホン先輩から漂う西川貴教感。空飛ぶソンドンピョさんを見た時に「もはやギャグやんけ」という感想を抱いてしまったこときっと隠しておくべきなんでしょうけど、自ら開陳して燃やしていくスタイルをとる!!!これはギャグです!!!!

親切なクムドさんとウリムのダンサー「黄金コンビです、てへへ」に焦点あたってセンター務めたグクホン先輩大した言及なくスルーされたのわろた。わかるけどね、パフォーマンス中の黄金ペアシンメモーメント良かったですもん……

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で・す・け・ど!!!!センター務めたグクホン先輩の結果が4位だったときに「やっぱり」とか言わせないでくださいよ……やっぱりじゃないんですよ……。先輩はテンポ早い振り付けであっても全然身体ブレない最強の肉体と色気半端ない眼差し持ってるんですよ……ただ国プたちの評価軸がそこじゃなかったってだけで……。

ソンドンピョさんワイルドさを見せたいっておっしゃってますけど、KOKO BOP→BOSS→Beliverと進んできてるので、逆にその外見ゆえ国プに求められているであろうポップでキュートな側面全然披露できてませんけど良いんですか!?そんなにワイルドさに拘る必要ないと思うんですよ、若い時にしかできないコンセプトや表現ってあるし。だから今この瞬間、キヨキヨにキヨいこの瞬間に可愛いのやっときな!?

ドンピヨさん、所作を含めてデフィオンニそっくりだなと思ってたけど、最近は所作含めて剛力彩芽に見えてきました。テニスコンセプトやりましょう!!!!!

 

 

°˖✧ X Position ✧˖°

 

♢attention

 

チームの雰囲気の悪さがパフォーマンスにも顕著に表れている何とも言えないステージでしたね……敏腕なるMnet編集マンの手にかかっても隠せないレベルでダンスが揃ってないし、パフォーマンスからも悲壮感が滲み出ていておかわりしたく……ならない……。

トレーナー陣からも「歌だけでも成功してほしい」って言われてて、Xポジションの特徴である‟2兎”のうち、ダンスを切り捨てられているという悲しい現実。指導してても改善しないぐらい、焦りと不安でメンバーたちの心がバラバラだったんだろうな。意図的かもしれないけど、個人のインタビューもみんなネガティブなことしか言ってないし……。スタシふたりの精神と顔面の崩壊っぷりヤバい。

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やる気満々でXポジション選んだクジョンモ姉さんも口半開きで途方に暮れてるから……肩がずれた服といい、パッと見ただけでわかるこの疲労感よ……。しかし!ステージに立てばキラキラ男前オーラでキメ顔ばっちりキメてくる姉さん素敵です、一生着いていくっす……!!!(なんでクジョンモさんに“姉さん”って敬称付け始めたのか理由は忘れましたが語呂がいいので未だに姉さんって呼んでます)

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リーダーでもないのに練習中に中心となってダンス指導してるムンたんもインタビュー中頭回ってないし……「暴言を吐きそうになりました」って言ってたけど、言ったったらよかったんやで、ムンたん(過激派)。暴言吐かずに堪えたの、えらいぞ!(甘々)ムンたん、ステージ上でのスタイリングより練習着の方が可愛いんだよね。ラフな君が好き。

Xポジションは獲得できるベネフィットが他のポジションの倍以上だから、順位の低い練習生たちが一発逆転を狙って飛び込んでくるし、確実にベネフィット狙う為にセンターやったり目立ちたいという思いが強くなるのは十分理解できる。だけど、これはあくまでもグループとしてパフォーマンスをするわけだから、グループとしてのまとまりがなければ完成しない。まして、ボーカル×ダンスという名目の元で集まってんだから、どっちもこなせる人間じゃないとパートの獲得すら周囲から認めてもらえんよね。ぱんたじ男は後もなくて、どうしても目立ちたかった心中お察しするけど、しゃーなしやで……という気持ち。

そんなギスギスした練習室の中で突然側転をかましているトニ強すぎるだろと思いました。トニにはそのまま健やかな子として生き残っていってほしいものです。

 

♢亀甲船

 

よくここまで作り上げたね…!すごいよ、まさおが「無から有を作り出した感じだ」って言ってたけど、個々の引き出しが見えない中でよくまとめあげたなぁ……お疲れ様だよ……。

パフォーマンスの詳細はさておき、パフォーマンス完成までの道のりが見ててしんどいというかジニョクさんが可哀想になってくる……。消極的なラップ初心者たちを支えて、振り付けを考えトレーナー陣にも苦言を呈される中センターかつ経験者として矢面に立ち……。ポジション評価だからお互いにライバルではあるけど、パフォーマンスをする上での仲間ではあるのに、誰もジニョクの傍に立ってくれる人がいない状況。これは精神力が相当強くないと簡単に折れる案件だと思います。そんな状況を察してか、代表が激励の為降臨。

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やっぱり特別ジニョクさんが心配なようで、代表とジニョクさんふたりで話すモーメントが……。傍から見てわかるもんね、一番苦労するのジニョクさんだって。練習室のジニョクさんめっちゃ体調悪そうなのにみんな気づかないもんなのかな?若いからわかんない?集中力に欠けたメンバーたちは注意力散漫で、焦りもある中でなかなか振りが完成に近づいていかない。リーダーが一番キャッキャしてんだけど事の重大性わかってます…!?まぁまだ高校生だから仕方ないけどさ……。

我慢しながら現在抱えている不満をメンバーに告げた後、部屋を出ていくジニョクさん。日誌を書く小部屋で撮影班の大人に不満や不安を口にする。そしてその後、練習室に戻り、まず謝る。……普通ここで謝れる!?私だったら謝るの難しいと思う……1番負担感じてるの自分なのに……。

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よく折れずに最後までやり切ったよ、ジニョクさん本当えらい、かっこいい。心配されすぎて代表と特別な関係築き上げちゃってるジニョクさん強い。これからも応援する!!!!実は今現在の1pickジニョクさんですよろしくお願いします!!!!!

 

♢まとめ

それぞれのチームにドラマがあって学びのある評価でした。特に既デビュー組は創作力と指導力を磨き、練習生期間の短い練習生たちは既デビュー組に導かれてパフォーマンススキルを学んでいくという側面が強かったかと。韓国アイドルにとって自主性がどれだけ尊重されるものか分からないけれど、自分たちの意志が見えるアイドルグループは説得力があるし何より私がそういったグループを好きになりがちなので、自分たちで考えるということを忘れないでほしい。

そして、ない時間と戦いながら練習を重ねると、どうしても精神面が擦り減って行ってお互いを労わる気持ちもどんどん削がれていき、自分を保つことも難しくなってくると思う。焦りや不安が加わるとなおさら。そんな中でも自分たちの機嫌や感情、そしてチーム内のテンションを一定に保ち続けることができたグループほど良いパフォーマンスができてた気がする。特にマレチームは本当にすごいと思う、チョスンヨンさんのリーダーシップ素晴らしい。自分の機嫌や感情を管理することは、アイドル云々関係なく生活していく上で自分を守る為にも有効なので、これは身に着けていってほしい、というか気にしてみてほしい。

 

さて、最終回に間に合うのか。次はまたお別れ会です。

 

 

*1:それぞれ二階堂ふみ尾野真千子に似ているのでふみマチって呼んでます。練習生あだ名で呼びすぎ問題