2014年の個人的音楽事情

 

伊野尾慧の髪型がまるでリンゴ・スターのようである昨今、皆様いかがお過ごしでしょうか。インフルエンザにはお気をつけください!!!

やるべきことをやらず破滅の一歩手間に立っている私ですが、そんなことは放っておいて、昨年やり残したことである「2014年によく聴いた音楽」を勝手気ままに貼り付けつつ熱烈に語ってみたいと思います!後半はもちろん湯加減良好すぎて抜け出せそうにないジャンプさんについて語ってます!いつもの通りの自己満足ですがどうぞお付き合いください。 

 

▲Block.B / HER

気づいたら口ずさんでた楽曲No.1です。かっこつけすぎず、ちょっとおどけて滑稽な彼らがかっこいい!

この曲調も好きなんですが、特に歌詞が好きです。何よりこの歌詞をジコさんが書いていて、それをBlock.Bが歌っているということがね、いいんです。ひたすら特定の女性を褒め称えて、めっきりその人に惚れてしまっている姿がね、いいんです。それをおどけたパフォーマンスで魅せる彼らがいいんです……この気持ち伝わるかしら。

4つのショーを見てからジコさんがより好きになったので、見たことがない人はぜひ見てみてください。ジコさんはスゲェぜ……。

 

▲TEENTOP / Missing

 曲調がドツボすぎました。TEENTOPはポップでガチャガチャしたものよりも、こういった悲しげで切なげな楽曲の方が好きです。……ヒャンスは例外ね!あれはヌナ頑張れるから大好きだよ!!!

年々男前度とセクシーさを増し増しにしてくるエルジョくん、末恐ろしい。ピンク髪のウブなあの子が今ではバスタブで愛を交わすという……。ミンスさんも男でいらっしゃって本当……全身に入ったその落書きから近寄りがたさを感じるけれど、目を細めて笑うその優しげな表情にコロッと落ちちゃうよね。わしもミンスさんの胸倉掴んで叩きたい!困らせたい!!!……かつてティーンだった子達の成長、著しい!

…てか、このMVも難解だね。ストーリーがよくわからない。深読み厨が数回見た感想で言うと、3人とも他界したように見える。エルジョくんの存在があやふや。ケプさんは何らかの事情で命を落とすことが分かってたようにも見える。そして彼女が後追ったのか、どうなのか……って感じに見えた。この手のMV考察はファンの方がやってるだろうからそれを見よう!

2月にはニエルちゃんがソロデビューするとのことで、楽しみですね。

 

▲AOA / miniskirt

間違いなく今年一番よく聴いた楽曲です。焦れたようなメロディラインが本当にツボをぶすぶす刺してきて速攻で音源をダウンロードしました。この曲はインストも良い。

床に寝転んで歌うだとか、メンバーの腿の上にヒールごと足を乗っけるだとか、スカートのジッパーを上げるだとか……セクシーにセクシーを重ねるパフォーマンスにいつも釘付けでした。最後の椅子を使ってのポーズ、みんなセクシーすぎだろ!超すき!!!!

セクシーなんだけど、そこまでねっとりしてないから受け入れやすかったと思います。タイトな衣装も私好みでパフォーマンスを見るのがとても楽しかったです。昨年爆発的に人気を得た彼女たちですが、今年はどのようなセクシーさで私の視線を掻っ攫ってくれるのか、楽しみにしています。

どうでもいいけど、ジミンとリリーアレンとMBLAQミルの姉ちゃんはどことなく似ている。

 

▲Parc Jae Jung / Ice Ice Baby

イントロを聴いた瞬間に気に入ってしまいました。歌っているのはSSK5の優勝者であるパクジェジョンさんです。THE韓国顔。眉毛。まいジャニのメンバーである関西ジャニーズの向井康二くんにどことなく似ています。そのおかげで、向井くんを初めて見たとき、初めて見た気がしませんでした。今では向井くんに興味を持ち、毎週欠かさずまいジャニを見ています!先週放送だった新春スペシャルは私のミスで30分しか録画できていませんでした!!!つらい!!!旅館の浴衣を着たジャニーズを録画失敗するなんてつらいにも程がある!!!!!!

……はい、話を戻しまして、メイン楽曲であったICE ICE BABYはもちろん好きですが、先に公開されたStalkerの方がより気に入ってます。暗いんだか明るいんだか分からなくて気持ち悪い感じがとてもすきです。MVは19禁指定。

てかアルバム通して全部いいです。アルバムごと聴いてください。

 

▲Cuushe / I Dreamt About Silence

今年発表になった音楽ではないけれど、よく聴いたので番外編として。厭世的な気持ちになったとき、誰かの体温に包まれたくなったときによく聴いてました。白い煙に覆われた世界で、ただ確かな指の感触とやさしい温度。

 

パンドラの匣 愛のテーマ

 

こちらも今年発表になった楽曲じゃないけど、映画「パンドラの匣」を見て気に入ってずっと聴いていたので。映画の大筋は忘れかけているけど、映画の終盤シーンはこの音楽と絶妙にマッチしていたのでよく覚えている。秘めごと、そして平静の中にあるじっとりとした熱、といったイメージ。

 

▲Hey!say!JUMP / Smart

smart【初回限定盤1】(DVD付)

smart【初回限定盤1】(DVD付)

 

 

移動中に通しでよく聴いていたので、アルバムごと選ばせていただきました。人生で初めて買ったジャニーズ事務所のCDです!発売形態が複数あったのに、あまり何も考えずに初回限定版を買いました。なので、愛追I隊などのユニット曲は聴けておりません!!悲しい!!!おかもとけいと!!!!

さて、初めてジャニーズアイドルのアルバムを通して聴いてみたわけなのですが……凄いね!私はジャニーズ及びHey!say!JUMPをなめていたよ!私の中で形成されていた「アイドルのアルバム曲と言えばパッとしない曲が多い」という変な固定概念が音を立てて砕け散りました!!私のしょうもない煩悩も一緒に砕け散ればいいのにネ!!!!!!!

何よりもメンバーがアルバム製作に携わってることに驚きました!みんな綺麗な歌詞書くんだもの、驚いたよ……サビの語尾が「~の」で終わる少しフェミニンに聞こえる薮くん作詞の「切なさ、ひきかえに」やら、現実と非現実が錯綜する光さん作詞のロックチューン「コンパスローズ」やら、有岡のだいちゃんが作詞した言葉が心地よくメロディに乗っている「RELODE」やら、みんなのアイドル山田涼介が「俺本当に英語苦手なんで、英語がcandleしか入ってないんですよ」と赤裸々に語った「Candle」やら……極め付けが光さん作詞作曲の「Come back...?」ですよね…言葉が音にピッタリはまってそつがない。一回聴いただけでは何と歌っているのか分からなくて、歌詞カード見て絶句したよね、鈍廃奇美乱って何や…しかしそれが全く浮かず綺麗な韻になってるとこが凄い。歌の前半は翻弄される男だったのに、後半は翻弄する側になってるっていう……八乙女光ガチ恋botになる日は近い……。

初回限定版付属のDVDでは各メンバーがsmart収録曲について語り、作詞や作曲をした面々は作り上げる過程でのことや作詞を行う方法について語り、他の面々はメンバーが書いた詞や作った曲を聴いて感想を述べていました。彼らも色んなものを見つめながら色んな思い抱えて生きているんですよね。彼らが紡ぐ言葉の向こうにどんな世界が広がっているのか、分かる由もなければそれは分からなくていいものなんだけど、彼らの目を通して見える世界、彼らが感じている物事を歌に乗せて与えてくれることは、私にとっても新たな発見に繋がるので、これからも積極的に作詞・作曲活動をしてほしいなと思います。

そして、我等が伊野尾慧ソンベンニムはDVDにおいて「こんな詞は書けないと思うんですよね」と語っておりましたが、伊野尾ソンベンニムが詞を書いたらなかなか現実的すぎて心抉る作品ができそうだなと思うんですが、どうですかね?いっちょ執筆しってみっか!ってなりませんかね伊野尾先生。*1

そして、アルバム収録楽曲の中で歌詞が気になったのが「Ride with me」です。メンバーが作詞したわけではありませんが、Cメロの歌詞がとても気になったので、以下に抜粋。

光のないこの世界を

生きていく運命(さだめ)なんだろ

振り返っても答えはない

悩んでいる時間もない

新しい光照らそう

私はね、平成生まれがこの文章を歌ってしまうことに打ち震えた!!特に「光のないこの世界を 生きていく運命(さだめ)なんだろ」ここね!次世代を担う子たちが、この世界に光はないと歌っちゃってるんだよ光り輝くアイドルが光がないって歌っちゃってるんだよなんて罪深ぇ歌詞なんだよ……(大袈裟)。

と言っても悲観すべきはこの部分だけで、他は「上からの重圧や柵なんてクソくらえだ!詮索してくんな!これからは俺たちの時代なんだから俺たちのやり方でやってくんや!邪魔すんなや!うるせぇ!(超意訳)」って感じなので、ジャンプさん方が「大人になったジャンプ・新しいジャンプが見られる」と言っていたのも分かるかと。だいちゃんも「第二のデビューシングル」と言っていたし、新たな決意表明のようにも見えますよね。ただまぁ、ジャンプさんたち本人がこの歌詞を読んだときにどう思ったのかは知りたいなと思います。

以上のように、ジャンプさんに関しては見た目の愛くるしさだけでなく、音楽面でも魅力を感じています。「ゆーと叩いてみた。」は衝撃的だった。あれを中盤に持ってくるというね!そして、ドラムソロからの「コンパスローズ」という流れがたまらんよね!アルバムを聴いてより一層コンサートに行きたくなりました。今年行けたらいいな…! 

取りあえず、FOREVERの「それだけでDANGER」が「それだけで店長」にしか聞こえない呪いにかかっている話はまた今度にしますね。 

 

 ▲まとめ

ジャニーズ事務所の面々に目を向けるようになっても、聞いている音楽は韓国のものが多かったです。何せ、韓国の音楽は音源やMVにアクセスしやすいというメリットがありますからね。気になる曲に出会ったら、youtubeに行けばMVがフルで見られるんですもの。気に入ったら配信サイトでダウンロードして同じ曲をずっと聞き倒す、というスタンスが板についてた。

そしてね、昨年はBAPがよく聴いた音楽に入らずでした。執着して延々聴き続けた曲はなかったな~。1004のMVは好きだけど、楽曲についてはそこまでって感じで……うん。これ…アイドルがやることかよ……みたいなコンセプトでのカムバックお待ちしておりますからね! 

 

なんて言いながら、現在はNEWS先輩のKAGUYAが超気に入っておりまして、可能な限り出演番組も見たりしてます。完璧にコンセプト落ちです。和装は韓国アイドルには望めないことですから、超ウキウキしながら見てます、和装大好き!何より踝が出てる衣装ってのがいい!踝がいい!シゲアキさんの踝が良い!!…といった感じで新年早々ジャニーズ沼により深く沈んで行っている気がします。

そしてシゲアキさんの処女作「ピンクとグレー」映画化決定おめでとうございます。原作シゲアキさんで主演が裕翔さんだなんて、こんなできた話あるかよ…!と思いながらAmazonで「ピンクとグレー」の在庫を確認したのは早朝のことでした。公開が待ち遠しいですね!来年映画が公開されるまで、ジャンプさんのこと飽きずに見つめていられるかがミーハーかつ飽き性である私の問題です。ミーハーの興味の揺れ動き方の激しさなめんなよ!!!!!

 

最後になりましたが、今年はもっとミーハーになりたいと思っています。え、それ以上ミーハーになんの!?ってな話なんですが、興味が湧いたらまず躊躇わずに齧ってみる、それを心がけようと思います。何事にも躊躇うことが多い性格なので、それを少しずつ打破していきたいんです。何もやらないでいることが、自分にとって一番勿体無いことだと痛いほどわかったので、今年は少し勇気を出して挑戦することを目標として生きていこうと思います。立ち止まらないようにしたい。

 

遅くなりましたが皆さん、今年もよろしくお願い致します。

 

おわり

 

*1:伊野尾慧賞賛厨になってまだまだ日の浅い私なので伊野尾慧という生命体に対する認識があやふやな部分が多いと思われますが、言わせてください。私は、伊野尾先生は自分が生きる上での苦労話を知られたくない人であると思っています。一万字インタビューでも、楽しいことだけ話したい、と仰っていましたし、自らの辛い体験をわざわざ人に見せるものではないと思っているのでは……と考えています。それに、自分の考えをそこまで話すタイプでもないかな、と。それゆえに、何か作品を作って世に出すということをしなさそうだなと思う……造形物なら別だけど、何か分かりやすいものを表現するということはしなさそうかなっていう、理想も含めたにわか伊野尾厨の考えでした。現在の伊野尾さんの不思議系ごはんボーイキャラは、そのバックボーン不明なところによって成り立ってるとこあるものね。一生知りえない伊野尾という惑星をひたすら眺める望遠鏡でありたいよね(?)。