2018年ライブ・舞台総括

 

もう新年を迎えてしまったけど、2018年に行ったライブや舞台など雑にまとめてみました。

 

▶ 4/14 B.A.P

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▶5/30 談ス「凸し凹る」at 天神山文化プラザ

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ラスト1枚のチケットを滑り込みゲットで見に行くことができた談スの「凸し凹る」(公演名の読み方に正解はないそうなので、取り合えずこの書き方で)。

序盤はポップでユーモラスな表現も多く、笑いどころもあって楽しく鑑賞してた。場面転換というわかりやすいものはなく、3人はステージ上に出ずっぱり。個人個人で踊っていたかと思えば、途中まるで絨毯のように広がったスライムに森山さんの手がくっついてしまう。それを外そうとして3人で四苦八苦しているといつの間にやら人間団子状態になってしまう。解こうにも解けない。

森山さんの語り「その境界線は誰が決めているのか」という問いや、平原さんのソロを経て、終盤にかけてランダムに2人ずつで組み始める。序盤に比べて互いの距離も近くなり、動きにも熱がこもっているように見える。そしてラストには、大植さんと森山さん、そして2人の間を埋めていくように流れ落ちていくスライム。「人間と動物」「芸術と趣味」など、言葉を組んでいるのか身体同士を組み合わせているのか、息を飲む静けさに響くふたりの呼吸。2つに分断されていたものの境界線は第三者の存在で曖昧なものとなり、いつの間にか結合していく。情熱的な対話の中で、いつしかひとつとなっていく。

ダンスパフォーマンスでここまでのメッセージ性を持たせられるのかと衝撃を受けました。そして肉体の可能性。肉体の持つ限界のことを意識しがちだなぁとぼんやり思いました。こういう舞台また見に行きたい。

 

▶8/12 BAP at ぐるためフェス 

バンヨングク接触のラストチャンス!と思いファンミーティングに良い思い出のない(個人的に楽しいと思えない)私が発起して参加したものの、内容ぐずぐずで全然楽しめなかったけど最後にハイタッチしたら全部ぶっとんだっていう素敵なイベントでした!!!!

会場の席配置は酷いし(恐らく左右の最前列の人たちはほぼステージが見えてない)、女性司会者の発言はちょいちょいセクハラ紛いだし、リハーサルなしでぶっつけ本番のため進行がスムーズに行かない。司会進行役と事前の打ち合わせ及びリハーサルがどれだけ大切なものなのか、このファンミーティングを通して学びました。いや、学ばせんな!お金を取っといて私たちにそんなことを!!!学ばせるな!!!!!!

事前リハなしの状態で始める「J-POPを歌って伝達するゲーム」の地獄感すさまじかった。ゲームのルール設定も曖昧で、歌のお題は「女々しくて」だったけど、トップバッターのデーちゃんは「マジで知らない」って顔で心底困っていた。まず「女々しい」っていう単語が日常会話で出てこないから検討もつかんよね。観客的には面白かったのかもしれないけど、なんかメンバー可哀相だなって思っちゃった、過保護なので。ダンスを伝えるゲームも「何を伝えれば正解なのか」がはっきりと示されないままゲームが始まった。そして恥ずかしさのあまり撃沈してひとりで踊れないデーちゃん!!!!!結果的に面白かった場面もあったけど、なんかスッキリしないモヤモヤが残る一幕で切なかったな。

色々と酷い部分が目に余って悶々とした気持ちでいたけど、チョロいオタクなのでメンバーとハイタッチしたらそんな気持ちも即効で消えました♡メンバーが並んでるのが見えたから心構えもできて、みんなの顔はよく見えたけど流れが早かった。ジョンオプさんのハイタッチが勢い強くて、そのノリで次のヨンジェくんに移動したもんだから強めにハイタッチしてしまったし無意味に「どうも!」とか言っちゃって恥ずかしかった。

やっぱりムンジョンオプさんは「この体幹がヤバい2018」だったし、チェジュノンさんは「この柔軟さがヤバイ2018」、ヨンジェくんは「その出で立ちがずるい2018」でした。ワイシャツ×ネクタイのユヨンジェ氏、結構な代物を見せていただきました感がすごい。にじみ出る気品。しかしパフォーマンスでは、最後に舌を噛んで見せて「その存在がこずるいオブザイヤー」受賞でした、おめでとうございます!!!!!

BAPさんはやっぱり思っていた通り、事務所の契約が切れたメンバーから退所していってるけど、残り4人の行方はどうなるのか。でもあまり悲観はしていなくて、また6人の彼らが見られるんだろうなとぼんやり思っている。事務所に縛られることなく、メンバーそれぞれが輝ける場所で活動することが一番望ましいと思う。彼らのことはゆるーく見守りたい。

 

 ▶9/17 WINNER

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▶10/5 HYUKOH at 大阪BIGCAT

HYUKOH 24Tour −JAPAN〜HOW TO FIND TRUE LOVE AND HAPPINESS〜

めっっっっっっちゃ良かった!!!!!!!!!ほんとうに!!!!!生の音楽を会場で聞いて、あんな幸福感味わったこと今までにない。あの時見た大半のことはぼんやりとしか思い出せないけど、あの時感じた幸福感は音楽を聴けば瞬時に思い出せる。以下感想羅列。

・ライブ開演前のテンションの高ぶりが地に堕ちる勢いでSEが怖かった。夜中に真っ暗な部屋の中であの音楽流されたら縮こまって泣きながら自死を選択肢に入れる。

・Wing Wingがまさかの2曲目で、始まりからピークを迎えるという熱い展開!!ライブ動画を見て憧れていたサビのウィンウィンとTell me 〜 の合唱に参加することができて感無量!!!

・「Citizen Kane」香港タクシドライバー!!!!!ウォーウォー言えて超楽しかったっす!!!オーディエンス基本大人しかった印象だけど、この時は盛り上がってて最高に良かったです!!!!

・転換中に観客から\イヌヤー!チャルセンギョッター!/と叫ばれて瞬時に顔を上げ、人懐っこい犬のような笑顔を見せるイイヌさん可愛かった……。

・途中オさん「ここから撮影OKです」の言葉を合図にスマートフォンをいそいそ取り出すオーディエンス。すべての荷物をコインロッカーに預けた私はただ奥歯を噛みしめるしかなかった……

・「TOM BOY」で前方にいた手練れペンがスマホのライトを点灯させて左右に揺らしていて、それを見た周囲が同じようにライトを点けて揺らして……という連鎖が起きていた。まぁスマホを置いてきた俺には何の関係もなかったんすけどね……。

・「LOVE YA!」音に包まれた時の幸福感が尋常じゃなかった。音色から愛を感じるという体験をしたことが今までにあっただろうか!?目の前で演奏する人々を愛しいと思った瞬間は数知れずとも、音楽やその音が響く空間、そして果てはその音を聴いている自分自身までをも愛しく感じられた瞬間があっただろうか!!??否!!!ないね!!!!!!!!ヒョゴすごいね!!!ラブヤすごい!!!!(語彙力死亡)LOVE YA!はウィノちゃんたちのMAD作る機会があれば使いたい楽曲No.1だし、結婚する機会があれば是非とも披露宴で使用したい楽曲です(お前が結婚できると思ってるの?/CV:キムジヌ)。あの幸福な気持ちを周りの人と分かち合えたらより一層幸せだな。

ライブ後もものすごい幸福に包まれたまま帰宅してくふくふとした気持ちで眠りについたんですけど、翌日の仕事という現実がつらすぎてめちゃくちゃ仕事辞めたくなったっていうオチです♡弊社滅びね~かな~~!!!!!

LOVE YA!の幸福感を胸に帰宅している途中、以前聴いてて似たような気持ちになった楽曲あったよな~?なんだっけ?……おとぎ話のSMILEだ!!!!!

 

めっちゃ懐かしい……10年前だってよ……今のおとぎ話ってどんな音楽やってるんだろう?……えっ、「綺麗」めっちゃ良くない!!??メロディラインの切なさもさることながら、歌詞が激ヤバなんですけど……と光の速さでノックアウトされたので、クリスマスイブのファンダンゴに行こうってすぐ決めました!!!

 

▶12/24 おとぎ話 at 十三ファンダンゴ

おとぎ話 ライヴ2018 THE BOY WITH THE O.T.G.V

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さっきの話の続きですけど、ヒョゴのライブを見終わった後に「SMILE」を聴いたときの幸福感を思い出して、そこからおとぎ話の「眺め」に辿り着いて「綺麗」の歌詞から浮かんでくる情景の美しさに恋に落ちました。「目を閉じて今 記憶の雨に濡れた 君の影を追い越せたならば さよならも綺麗な 思い出だと言える 嘘もつけたのに」って表現ヤバくない文学的すぎでは……有馬文学……(?)。当時の手放しで幸せを抱きしめる様子に歳を取った分だけの切なさが内包されててすごく良い……!!!胸の奥にある影がじわじわ表面に出てくるような雰囲気と、大人のずるさのような色気もあって好きぃ……となってすぐチケットを取ってライブに行ってまいりました。「ヤバいバンドマンがライブをやる場所」というイメージを勝手に持っており、いつか行ってみたいと思っていた十三ファンダンゴに今回初めて行けた。電車乗り間違えたけど!!!!!

以下、ライブ感想の羅列です。すんごく内容薄いけど気にしないで! 

・「純真」聞けて嬉しかった!!

・「君たちが寂しい人たちだって知ってるから、そんな君たちの為に」とのことで「Chanmery」!!おとぎ話のライブに来てるから寂しくなんかないもん……!(安定の一人参戦)

・普通の恋愛がしたいの~\絶対に無理!!/ 普通の恋愛って正直もうよくわかんなくない?確実に言えるのは、私が普通の恋愛に向いてる人間ではないということ、それだけ
・どの曲で始まったのかわかんないんだけど、ファンダンゴが狭いおかげでセッション中の音の洪水がより一層身体に響いてすんごく良かった……ステージ低くてメンバーが見えなかったのが残念。それぞれ暴れまわってる姿を見ながら音に浸りたかった。

・「SMILE」きたー!やっぱり聴いたら優しい気持ちになれるね

・「COSMOS」ギターの高音がめちゃくちゃ綺麗だ……始まるときのあのキラキラした音(頭の悪い表現)もドキドキして良い

・有馬さんと牛尾さんのシンメ感(THEアイドルオタクの感想)

・男子校のガチガチのヤンキーの先輩に見初められ「ドンペリ」というあだ名を授かり、ヤンキーの先輩方から「ドンペリ」と呼ばれることで幅を利かせていたらしい有馬さん

・有馬さん「おとぎ話はマコーレーカルキンを目指しているから」
・「少年」ちゃんと聞いてなかったけど、私も「ロックンロールイズデェーッド!!!」って言いたかった……

・ごめんなさいね、アイドルオタクの観察眼で物言って大変申し訳ないんですけど、精魂込めて演奏する4人皆さんセクシー溢れ出ててしんどかったです濡れたその髪が肌がそしてand more…

・有馬さんの愛ある語りかけ(MC)に心が膨らむような感覚を覚える。有馬さんのキャラクターなのか、話し方にも周りを包み込むような愛を感じて愛だった

・前越さん全然見えなかったけど、最後の最後にバシバシ叩いてるの見て、「あっライブ中ずっと見えてたらこれは絶対恋に落ちてた」と確信したので寧ろ見えなくてよかったです!!!!!!!

おとぎ話を聴いていると「別に何歳だろうが恋してよくない?」って気持ちになれるので好きです。「いい大人が恋愛なんてみっともない」とか「私が今探すべきなのは将来のパートナーであって今さら恋愛してどうすんだ」みたいなもはや強迫観念のようなものに囚われていたけど、なんかもうよくないですか、恋に溺れてみたって(極論)。恋愛なんて、って思ってたけど、それは私が恋愛に恐怖感や不安を抱いているからかもしれないな。あと「恋愛なんて低俗だ」っていう謎の上から目線があったと思う。なんでそんな考えになっちゃったんだろう……恋愛から遠ざかってたから、その言い訳としてそう思ってたのかな?いつも終わりを考えてしまって不安になるから、そのせいかも。でも今は、人と向き合って関係を築いてみたいと思っている。傷つくこともあると思うけど、中途半端に溝に嵌るぐらいなら真正面から向き合ってドブに落ちた方が潔い気もするので、今年は真っ向から恋愛してみるのもありかなって思ってます。突然の恋愛宣言。恋愛じゃなくても、好きになった人とはきちんと向き合いたい。

人を好きになることはもちろん恋だけど、映画や本に対して恋することだってあるし、何だって夢中になれば恋なんだと思ってる。興味が湧いてもっと知りたくなってひとつひとつ語りたくなれば何でも恋なんだと。今はおとぎ話に恋してる状況ですね。過去の音源とか動画とか漁ってるところです。おとぎ話、YG所属のアイドルとはるぐらいMVあってすごい、見てて楽しい!NAVERでおとぎ話検索してみたら韓国ライブのレポが書かれたブログが出てきて心ほっこりした。牛尾さんはやっぱり韓国の人から見てもイケメンなんだなぁ……。

ヒョゴのライブに行っていなければおとぎ話を聴こうと思わなかっただろうし、おとぎ話の音源を探した時に「眺め」というアルバムに辿り着かなければ今回のライブには行っていなかっただろうと思う。だからこれは奇跡的な流れで、偶然の賜物で、過去の感覚を蘇らせた私のシナプスと好奇心に感謝したい。あと、素敵な音楽を作ってくれているおとぎ話やヒョゴにも感謝です。ありがとうございます、おかげで幸せです。

ただ残念だったのは、JEALOUSE LOVEが聴けなかったこと……自分の状況と似てる部分もあってよく聴いてたので、聴けたらいいなと思っていましたが……叶わなかった。5月のファンダンゴでのライブ、仕事のスケジュールが合う限り行こうと思っているので是非やってもらえませんか?????どうですか??????????だめですか????????? 

 

▶︎まとめ

昨年のうちに色々とまとめたかったのですが、紅白見たりあらびき団見てかが屋にハマったり(コントの内容もさることながら、2人のお芝居が半端ない)、ボヘミアンラプソディ見てたりしたら(中盤からずっと泣いてた)、なかなか書ききれなかった。年始から文化的生活をしていて2019年良いスタートを切れたのではないかな。ただ、簡単に金を使いすぎているので、そこは節制していかねばと思っている。

昨年の自分を振り返ると、引き続き地味にオタク活動を続けていた自分が様々な出会いをきっかけに外に出かけるようになり、人と一緒に過ごす時間が増えました。尊敬できる大好きな人もできて、とても充実した1年だったと思います。この歳にして知らなった自分を知ることもあったし、開き直ったおかげなのか毎日が以前より楽しくなり、何だか生きやすさすら感じています。自分自身を受け入れ、認めて、肯定してあげることができたおかげかもしれない。年齢を重ねることに対して恐怖しか感じていなかったのに、今が1番楽しい。不思議な話です。

最近実感するのは、「何かに興味を持ったら、その感情が熱いうちに行動に移すべき」ということ。私は熱しやすく冷めやすいタイプの典型なので、躊躇していたら熱が冷めて鮮度を失うことが多いです。やりたいとか、やらなきゃって思ってることを、そのまま頭の隅に置いておくと、リソース食ってる気がします。ストレス溜まるし不健康。瞬発力を大切にしていきたい。その為の筋肉、心の筋肉を鍛えたいところです。筋肉は最高なので。もっと強くなりたい(最近の口癖)(「また強くなってしまったな……」と

言いながら筋トレするの超楽しいです)。

今年の星占いを見てみると(スピリチュアルヌナ健在)、さらに出会いの年になるということなので、もっと自分を磨いていきたいなと思っています。昨年の下半期にライブにいくつか行って刺激を受けたことにより音楽がもっと好きになったこともあるので、今年は積極的にライブに足を運べたら、と思っています。フェスに行けたら嬉しいな。

 

とりあえず今年1年も楽しい予感しかしないし、自分が楽しくしていく自信あるので、また書きたいことができたらここに現れます。趣味が多方向に飛び散っていってるので、このブログを読んでくださってる方がいらっしゃるのかわかりませんが、今年もよろしくお願い致します。